BOOK

□狂愛
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好き好き好き好き好き好き好き。




何回言っても足りないぐらいに好き。


どんな言葉でも表せないくらい好き。






本当は君を一生この部屋から出したくないくらいなんだ。


君と話した人、君が笑いかけた人、君に触れた人、みんなみんな殺してあげたい。

今すぐにでも、殺してあげたい。



──でもさ、そうすると君が悲しむんだろう?

子供のように、大声上げて泣いちゃうんだろう?

僕に裏切られたとか言って、この世界に絶望しちゃうんだろう?




──悲しまないでよ。泣かないでよ。絶望しないでよ。

……君は僕だけ、見ててよ。







君は僕だけ見ていればいいんだアイシテルずっとこの部屋に棲んでいればいいんだキミガスキナンダそうすれば君の瞳に映るのは僕だけダイスキダイスキダイスキ僕の瞳に映るのは君だけになってアイシテルキミヲアイシテルそれほど幸せなことってないよねそうだよねそう思うよね君もそれを望んでるんだよねアイシテルコロシタイクライニアイシテルなんで君は黙ってるの何も言わないのねえなんでなんでなんでなんで、








ウ ゴ カ ナ イ ノ ?













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