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□ヨハンと十代
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高校生よはじゅ夫夫の朝
ヨハン宅のベッドの中

「………、もう朝か…おい、ヨハン、起きろって…遅刻すんぞ…」
「んー……今日って創立記念日で休みじゃなかったっけ…」
「ちげえよ、それは先月…って、朝から突っ込ませんなよ…」
「ごめ…、…………………」
「ばか、寝るな」
「ああもう、学校行きたくなくなるぐらい激しくしてやればよかった……」
「んなことしたら別れるからな」
「やだ、俺は十代がいないと生きていけない。」
「(急に真顔になるなよイケメンが…)じゃあ起きて、シャワー浴びて、飯食うぞ。シャワーは俺が先な」
「嫌だ、一緒がいい…」
「ああもうわかったから、とりあえずベッドから出て、ヨハンはパンツはけ。さっきから俺の腰になんかあたってる」
「…もっかいdocking(いい発音)する?」
「やっぱ先にシャワー浴びるわ。」

docking(ドッキング)は、離れていたものが結合するって意味です。


 * * *


高校生で下校中よは→じゅ

「うちの学校の先生ってイケメンばっかだよな」
「急にどうした十代」
「ふと思った。丸藤先生にー、吹雪先生にー、藤原先生ー。あ、藤原先生は可愛いっていうのか?」
「まあ確かにな。3イケメンって呼ばれてるもんな」
「ヨハンがイケメンとかいう単語を口にすると憎らしくなるぜ…」
「何で!?」
「うるせえイケメン!転べ!今日も女子に告られてただろ、知ってんだぞー」
「睨むなよ……。いくら告られたって、ほんとに好きなやつに告られなかったら意味ないし…」
「うわー、出たイケメン発言!…ん?ヨハンって好きなやついんのか?どこのクラス?」
「…案外近くにいるぜ」
「あっ、ヨハンの隣の席の近藤さんか?可愛いもんなー」
「お前ってほんと鈍…いや何でもない…」
「何だよ、言えよフリル野r」

ザアアアアアアアアアアアアアア

「うわああ何だいきなりすげえ雨!」
「あの建物に入るぞ!走れ!」
「はぁ、はぁ…バケツひっくり返したみたいな雨だったな…あー、服ベタベタ」
「凄かったぜ……あれが噂の ゴ リ ラ 豪 雨 か……………………ん?ヨハン何で笑ってんだ?」
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