旧拍手

□メイド in ヘル
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大富豪、ヨハン・アンデルセンの屋敷で働く遊城十代は、ディナー後の食器の片付けを一人でしていた。皿を重ねながら歩く度に揺れる短いスカートが何とも可愛らしい。
そう、十代は男であったがメイド服を着ていた。十代以外にも使用人の中には男がいるが、こんな格好をしているのは十代だけだ。
その理由は―――
「よっ、十代」
「おー!もう仕事終わりか?」
十代に親しげに話し掛けてきたこの少年は、十代と一緒に屋敷で働き始めた職場仲間でもあり、十代の友達だ。
「ああ。9時で上がり。十代、また俺の部屋でゲームしようぜ」
「…!あ、えっと……その」
軽快な口調での友達の誘いに、突然十代は口ごもって気まずそうに視線をそらした。その仕草にピンときた少年はスッと目を細める。
「今夜もなのか?ヨハン様に…」
「…っ」
十代は友達の顔が見れずに、黙って下を向いた。

***

「あぁ、ッ!よは、よはんさまぁ、っやぁああん!は、あ…っだめ、いく…いきますぅ…っ」
「もう、か?…っ早い、な」

十代が部屋に入るなりヨハンは十代が履いていた白いタイツを破いて、椅子に座っていた自分の股間を跨がらせて手早く慣らした後挿入した。無理矢理目だったが、毎晩のように犯されていた十代の体はすぐに開いて蕩けた内壁で主人のものを締め付ける。下から突き上げられて早くも達しそうになったとき、突然部屋のドアが開いた。
「ヨハン様、頼まれていたコーヒーを、……!」
「ああ、入れよ。こっちに来い」
入ってきたのは、数時間前に喋っていた十代の友達。唖然と立ち尽くす彼をヨハンは呼び寄せてから、十代を先ほどのように…いやそれ以上に激しく突き上げた。
「十代、友達に、見せてやれよ。いつもどんな風に…、喘いでイってるのか」
「や、いやです!ご主人さまぁっあ、あ、そんなにはげしくっ、ひ、見るなっ、見ないで…やぁん、ッああぁぁ――…!」
「っ、あ…ッ、はぁ…。……ん?」
二人で達した後、ヨハンは不思議そうに使用人を見る。

「何だまだいたのか?もう行っていいぞ」
「!…失礼、します」
彼が早足に部屋から出ると、十代はしゃくりを上げながら涙を流した。
「ひど、いっ!友達に見せて…っ」
「酷い?はは!気付いてないのか?あいつが勃ってたの。あいつも本当は十代を犯したいんだ」
笑いながら主人に言われた言葉に、十代はさらに激しくむせび泣くことしか出来なかった。



End

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