2人で大空

□始まり
2ページ/3ページ



「明朝には出てくから、一人で起きろよ。朝からオレの代理に手間をかけるな。あと9代目にはしっかりツナの10代目継承を勧めてくるからな。」

「だから俺は、マフィアなんか継がないって言ってるだろうっ!!」


反論を無視したリボーンは、時計を見る。「おい、リボーン聞いてるのかっ!?」と言う声もシカトして、ベッドに入る。


「子どもはもう、おねむの時間だ。俺はもう寝るから、お前も早く寝ろよ?」


ボルサリーノを脱いだリボーンは一瞬で夢の世界に旅立った。


「おい、リボーンっ!!……まったく、俺は継がないって言ってるのに……」


不満を一人でブツブツ呟いて、ふと思い出した疑問を口にする。


「だいだい代理の家庭教師って、誰がくるんだろう?」


守護者が家庭教師になるはずはないから、ディーノさんかなぁ……前に鞭の使い方教えてくれたし。
でも、ディーノさんは雲雀さんの家庭教師だし……シャマルは獄寺くんだし……コロネロもお兄さんについてるから……
また、バジルくんかな。でもチェデフが個人的にお願いしたら非常時意外に動くのかな……


「うぅ〜ん……まぁ、明日になればわかるか。俺も寝よっと……」


そう言って電気を消して、ベッドに入ったツナはうとうとし始め終いにはそれすら忘れて眠ってしまった。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ