短編小説
□イブの夜(TRICK、奈緒子ver.)
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確か何年か前までは、私には全く関係のない日だった。
そして何年か前からは、私にはあんまり関係のない日になった。
会おうって約束してる人はいない。でも、会いたいって思う人はまぁ…いるような、いないような。
「なにしてんのかなー…、あいつ」
無意識に電話に目をやった自分にドキリとして、訳もなくそわそわした。
今年も、私にはあんまり関係のない日がやってきた。
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ｶｽﾀﾏｲｽﾞ
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