短編集

無能な僕、強がる君
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『赤也君、朝練頑張ってくださいね。私サポートしますから!』

『あ!赤也君遅いですよ!女の子を待たせるのはよくないんですからね?』

『赤也君…好き…大好きです!』




名前、お前はいつも、その太陽のような笑顔を俺に向けてくれてたよな。
お前の笑顔を見る度、俺はすげえ幸せな気持ちになってた。
お前の笑顔を、ずっと守っていきたいって、心からそう思ってた。

…けど…いつからか…
お前は…本当の笑顔を見せなくなったよな…


………わかってる。
その原因が…俺にあること。


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