Novel
□ほし
3ページ/3ページ
桂と銀時の口喧嘩も終止符を打ち、
やっと四人揃って空を見上げる。
「こんな綺麗だったっけ」
銀時が一人、ぽつりと呟く。
(銀時の云うとおりだ、)
気付かなかった。
壊す事に夢中で。
復讐に夢中で。
一つの星を追いかける事に、夢中で。
(そうだ、いつだって、銀色を追いかけている)
(両思いだと、告げる事もできずに)
←
前へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ