スクール革命
□夢見る気持ち
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シーツの上に流れる髪は、同じ金髪な僕でも美しいと思った。
兄の細い腕が、僕を引き寄せる。しなやかな脚が絡みつく。肌と肌の温もりが、神経を焦がす。
「あ・・・アル、もっと、あっ、あ・・・そこっ、んんっ・・・」
うねる体を見下ろしながら、潤んだ目を見ていた。
「ああんっ、そこば、っか・・・あ、ひぃっ、ぁあ・・・」
張り詰めた兄自身からは、とろとろと蜜が零れて、握っている僕の手を濡らす。
「ねえ、ここ、気持ちいい?」
「はっ、ああんっ、あっ、やめっ、あ、イク、イッちゃうっ」
胸の二つの尖りは、散々弄られたせいか、真っ赤に熟れていた。
ペロリと舐めると、細い腰が撥ねる。
「あ、ほら、大人しくしててよ。兄さんの気持ちいいこと、いっぱいしてあげるから」
「ふぁっ、あん、あっ・・・ぁあン、やぁ・・・っ」
「嫌ならいいよ」
弾けてしまいそうな兄の華芯を離し、両足首を掴んで大きく左右に広げた。
「っ、やっ、や、ダメ・・・」
今にも零れそうな涙が浮かんだ瞳が、僕をゾクゾクさせた。
僕自身だって、先走りを零しながら、その秘めたる箇所への侵入を待っている。
「欲しいの?兄さん」
「あ、アルぅ・・・」
「見られてても、感じる?ヒクヒクしてるよ」
白濁の蜜が、後孔まで濡らしていた。
「兄さんは、すごく濡れるんだね。女の子みたいで恥ずかしくない?」
「いやぁ、見るな、あぁ・・・っ」
膝を曲げ、脚を抱えて、その箇所に自分の先端を当てる。
「ほら、たっぷり味わって・・・」
ケータイにセットしたアラームで目が覚めた。
文字通り飛び起きた僕は、呆然とする。
「え・・・夢?・・・っ、あ!」
かなりタイヘンな、というよりも、もう遅い恥ずかしい状況にようやく気づき、ベッドから降り下着を出して履き替える。
よし、兄さんはまだ起きてないな。
今日という日を学校創立記念日にしてくれた、うちの高校の創設者に感謝する。
朝食を作ろうとして、早起きして良かった。
「でも、なんで・・・」
思い出すと、顔がカアッと熱くなった。
いたたまれない。ついでに洗濯もしてしまおう。
中坊じゃあるまいし、こんな・・・
洗濯機を使いながら、自己嫌悪しまくりだ。
「もうっ!恥ずかしくて、兄さんの顔見れないよっ」
「・・・あと少しだから、ガマンしてくれ」
その声に、心臓がスキップした。
「にににに兄さんっ!おは、おはよう!」