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□〜風邪〜【D兄弟/ルフィ】
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とりあえず近くのソファーに運び毛布と濡れタオルを持ってきた。
肩で息をし、苦しそうな表情のエース。
何をしていいのか分からず、ただエースの手を握ってそばにいる。
滅多に風邪を引かず、いつも元気なエースがこんなになってしまったのは俺のせいだ。
俺のせいでエースはこんなに苦しんでいる…。
「…エース…」
目には涙が浮かぶ。
いつの間にか俺は眠ってしまったらしい。
目を覚ますとエースが起きていた。
「だ、大丈夫か!?」
慌てて聞くとエースは笑い
「ああ、もう大丈夫。」
と言ったが顔はまだ赤い。
「嘘だ!!まだ熱あんだろ!!寝てろ!!」
エースはビックリしていた。
「ごめんな…俺のせいで…」
いつの間にか目には涙が溜まっている。
「バ〜カ!!何言ってんだよ!!お前らしくねぇ!!」
いつものエースだった。
それからエースは部屋で休むと言い部屋に行った。
俺が部屋に来るのがうるさいかもしんねぇけど、心配なものは心配なんだ!!
何を言われても懲りずに何度も部屋を覗きに行く。
エース早く良くなれよなっ!!