短編(学園)
□僕と月
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ナル「…明るい」
シン…
と、静まり返っている部屋…
いつもは真っ暗な夜、だけど今日は違った
快晴の空に、丸い大きな月が綺麗に光輝いている…
窓から入る月明かりは、凄く綺麗で…儚い
月明かりでいっぱいのこの部屋で、僕は横になっている
だけど、なかなか寝付けない
ナル「……寝れない」
夜は嫌いだ
月はもっと嫌いだ
見てるだけで、孤独感に襲われる…
綺麗で儚いくて、悲しくて…
嫌だ
夜も月も大っ嫌いだ
僕は、なかなか寝付けなくて、窓から外へと出た
外は部屋の中よりも、静まり返っていて…
明るくて…
何も考えず、僕はフラフラと歩いていた
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