短編(学園)
□風邪
1ページ/3ページ
岬「◯◯◯先生ッ!!」
『岬先生‥そんなに慌てて…?と、言うより‥ゲッソリしてる?』
岬「◯◯◯…。助けて下さい‥アイツをどうにかできるのは、貴女しかいないんです‥;;」
『………は?』
*************
『…うわ‥確かに、これはね;』
岬「…そうなんですよ;;って事で…よろしくお願いします…;;」
『ちょ…岬っ!?』
岬は、◯◯◯を残して急いで部屋から出て行った‥
◯◯◯は深くため息を吐くと、目の前に居る人物に近づいた
『…鳴海先生?大丈夫ですか‥?』
ナル「………………」
寝てるみたいね‥
しかし…
岬が嫌がるわけだわ‥;;
鳴海は風邪を引いて寝込んでいた
顔を真っ赤にして、苦しそうな表情と息づかい…
かなりひどい様子だ…
それより酷いのは‥
熱のせいか、アリスのコントロールができず…辺りにフェロモンをまき散らしていた…
『…しょうがないか。今日が休みで良かったわ‥』
◯◯◯はそう言うと、鳴海を軽く揺すった
『…鳴海先生。一回起きて下さい』
ナル「う…ッ…◯◯◯…先生‥?」
『大丈夫ですか?』
ナル「えー…あー…ゴホッ、ゴホッ!!」
『ダメそうね‥』
ナル「すみません…ゴホッ!ゴホッ!」
『いいわよ。それより熱は?計った?』
ナル「コホッ…計ってない‥です…」
『計ってないの?』
◯◯◯は鳴海に体温計を渡した
『…39度…7分‥ね。思ったよりあるわね』
『気分は?』
ナル「…ダルいです‥」
『…でしょうね』
◯◯◯は、てきぱきと用意をし始める
鳴海の額に冷え○○を貼ったり、鳴海の布団を掛け直したり‥
そんな◯◯◯を見て、鳴海はうっすらと笑った
next→