桜の花が舞う季節

□[09]Name of the sword
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『ルールは、まぁ…倒される前に殺っちゃいなさい。んで、あたしがOKって言ったら終了…わかった?』






向かい合って立つ●●●と一護に緊迫した空気が流れている…






護「まッ…待ってくれよ!!俺はまだセンパイと戦うなんて言ってねぇぜ!?」



『弱い者ほど、よく吠えるってね』






挑発するように笑う●●●に、一護は拳を強く握り締めた。






『あーあ、このままだとルキアは死んじゃうわね。助けに行くって言っても、アンタ弱いもんね?諦めますか』






――――刹那……



ドゴァォン!!!という音と共に、一護が●●●に斬り掛かった…


やる気になった一護に●●●は口角を上げて笑った。






『凄いじゃない、折れた斬魄刀でここまでやるなんて』



護「あったりめーだっ!!本気出しゃ、まだまだこんなもんじゃないっスよ!!」



『言うじゃないの』



護「時間無制限なんて言ってねぇで、5分くらいでカタ付けようぜ!!」



『…――そうね、それじゃあ5分で…カタ付けてみましょうか』






●●●の瞳が鋭く光った…


そして…






護「……なんだ…?」



『―――“月恋花”』






●●●がそう言うと、キレイな短剣が姿を現す。

左手には緑色の柄の短剣…右手には藍色の柄の短剣が●●●の手に握られていた。





































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