桜の花が舞う季節
□[08]Lesson start
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――――あれから、空座一高は夏休みに入った。
そして…
一護の勉強会は始まった……
* * * * * * *
喜「おっ!いらっしゃい…どうです傷の具合は?」
護「全快っ!!」
一護は喜助に自分の傷を見せて言い切った。
すると、後ろからいきなり声が聞こえた…
『アンタ…こんな所で裸見せてたら、ただの変態よ?それに、近所迷惑』
護「先輩ッ!!?い…いつから居たんスか!?」
『今きた』
喜「まァ、全快なのは当然でしょうね。なんせ、●●●サンが治したんですから」
『あと少ししたら、その傷無くなるから』
そう言いながら、●●●は浦原商店へと入っていく。
一護は、驚いて固まっていた。
喜「親御サンには断ってきましたか?」
護「あァ、先輩ン家に泊まるって言ってきた」
喜「もしかして…●●●サン家にですか?…下心丸見えっスね」
護「殺すぞ」
喜助は変態だ…とドン引きしている。
その言葉に、一護は額に青筋を浮かべた。
喜「さ、そんじゃ始めましょうかね」
そして、一護は深く頭を下げ、これでもかと言いたくなるくらい、大きな声で叫んだ。
護「よろしくお願いします!!!」
その声の大きさに、●●●も喜助も凄く驚いた。
喜「な…何か合ったんスか……?」
護「別に何も!」
やる気は充分な一護を見て、2人は笑った……
喜「こちらこそよろしく」
『…よろしく、一護』
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