桜の花が舞う季節

□[07]name tabooed&smiling face
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護「そう言えば、どうして先輩達はルキア達に会った時、何も言われなかったんスか?」






ここは浦原商店。

今は●●●と楓が、一護の治療をしている最中だ。






楓「コレが本当の姿じゃないからだよ」



聖「それにバレねェーように、霊圧をちっと変えてんだ」



護「霊圧を変えるって…すげーな;」






サラッと言ってのける聖流に、一護は苦笑する。






護「てか、何で…“●●●”って名前を出すと、アッチの奴等は悲しそうな顔すんだ?」






一護の言葉に、皆黙り込んでしまった…
あまりの空気の重たさに、一護は気まずそうにしている。


それに答えたのはやっぱり●●●で…






『死んだからよ、あたし達』






一護は目を見開いて驚愕の表情を浮かべた…






護「な…どういう事っスかッ!!?」






大声を張り上げる一護に対して、●●●はとても冷静でいる。






『色々とね、コッチにも事情があんのよ』



聖「向こうの奴らは、俺らが死んだと思ってんだよ」






一護は黙って話を聴いている…






聖「俺らは虚退治で命を落とした。そういう事になってんだ、尸・魂界に行ったら俺らの名前は、一切出すな」



楓「●●●の名前なんか出したら、死ぬかもね」





笑顔でサラリとそう言った楓に、一護は心の中で絶対に言わない。と誓ったらしい。






護「ところで…先輩達って強いんスか?あの死神達に、コテンパにやられてましたけど…?」






聖流はその言葉に、ピクリと眉を動かした。

そして、勢いよく一護の方に振り向いて、鬼のような形相で一護を睨み付けた…






聖「あァ゙?俺があんな刺青だらけの馬鹿野郎に負けるワケねェーだろうが!やられたフリしてたんだよ!!」



護「……(怖ぇー…;)」



聖「分かってるよな?」






聖流は笑顔で一護に言った…






護「は、はいィ!!(眼が…笑ってねぇー…!?;)」



『…出た、聖流スマイル;』



楓「確かにアレは怖いよね…;」






一護は思った、

この男…いや、ここにいる三人だけは、何が合っても怒らせてはいけない。と……






聖「あの野郎ー…俺を斬ったコト後悔させてやる」



護「せ…先輩…;聖先輩が怖いんスけど…!!」



『…関わるな。あたしらも危なくなる(…恋次、死ぬな;)』



護「そうっスね…;」



楓「恋次さん、ドンマイ;」












その頃、


尸・魂界で恋次は背中に悪寒を感じ…ダラダラと冷や汗を流していたらしい………





























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