桜の花が舞う季節
□[04]begin take action
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喜「それで皆サンお揃いで、どうしたんスか?」
夜「安い演技をするな喜助」
楓「分かってるでしょう、喜助さん」
夜「“奴等”が来ておるぞ」
夜一がそう言うと、皆真剣な表情になった。
喜「●●●サン達は…どうするおつもりで?」
聖「あの2人が来たんでね、下手に動くワケにはいかねェーんだけど」
楓「一護の事だから、絶対助けに行くと思うんだ」
聖「まぁ、あのバカが死なないように様子見にな」
黙っていた●●●が口を開いた。
『私と聖流で向かう。楓はここで待機しててくれ、いいか喜助?』
喜「貴女が言うなら、アタシは止めませんよ」
『悪いな…じゃあ、行ってくる』
夜「頼んだぞ」
●●●は一瞬だけ…微笑んだ。
その笑みの意図に気付いたのは、聖流だけだったかもしれない――――
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