桜の花びらが舞う季節
□[13]Busy Day by day
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そして…
あたしは五番隊から四番隊への移動
しかも、入ってすぐに何十人という、重傷患者が出たという事で、卯ノ花さん、勇音、あたし、他数名で現地へと駆けつけた、という事があった
駆けつけた時には、悲惨な状態だった…
今にも死にそうな隊長ばかりで、卯ノ花さんも勇音も他の隊長達も驚きの表情を隠せない様子だった
そして…
そこで力を使ってしまったあたし…
一瞬で全員の怪我や傷を治してしまったのです…
まぁ、治したって言ってもその後皆を入院させ、1ヶ月安静にさせたけどね
そのせいと言うか、そのおかげと言うか…
あたしは四番隊の隊長代理となってしまった
…と、まぁー色々な事があって1ヶ月が経っていた
忙しくてあたしはまだ、恋次達や、修兵、ギンちゃん、冬獅郎におめでとうを言っていない…
会っている暇すらない…
聖流には会うけど…
別に聖流は会わなくてもいいしなぁー
みんなに会いたいな…
―――…コンッ!コンッ!
扉がノックされた
『どうぞ?』
「しっ、失礼します!!」
そう言って、襖を開ける四番隊の隊員
『どうしたの?…患者さんでも来た?』
「い、いえ!○○○隊長代理に、卯ノ花隊長からの伝言を頼まれて来ました!」
『伝言…?』
伝言かぁ〜…
まぁ、患者さんについてか、これからの仕事についてか…
また、忙しくなりそ…;
「今日の仕事は終わって下さい、そしてゆっくり休んで下さい。あと、○○○さんは明日非番になります…との事です!」
『…分かった、非番ね』
「はいっ!」
……………
ん?非番…?
まぢですか!?
『嘘?!』
「本当です!」
『や…やったぁー!これでみんなに会いに行ける!』
●●●はあまりの嬉しさに隊員に抱きつく
隊員はもう顔を真っ赤にして失神しかけている状態だ
「ああああああの///○○○隊長代理?!!」
『そっかぁー!非番かぁ〜!』
●●●は気にしていない様子…;
●●●はやっと隊員を離す
隊員の顔はまだ真っ赤だ
『わさわざごめんね、伝言伝えに来てくれて』
「いえ//たいした事はしていませんので//」
『ううん、ありがとね!』
●●●が満面の笑みを浮かべると、さらに顔を真っ赤にした隊員はふらふらになりながら帰っていった…
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