桜の花びらが舞う季節
□[12]Family
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―――…四番隊詰め所
ル「連れてきてしまったが、よかったのか?」
『うーん…あそこに1人置いてくワケにもいかないし』
病室のベッドで静かに眠っている楓
病室には穏やかな優しい風が窓から入ってくる‥
ル「腕の傷は消さないでくれ…か。一生跡が残るぞ?」
『楓が決めたんだもの、あたしたちがどうこう言えることじゃないし‥』
『それに、楓なりのケジメと言うかそんな感じじゃない?』
ル「チビのくせに生意気だな」
『いゃ、ソレ関係ないから…;』
――――…コン、コンッ!
静かな部屋の中にノックの音が響いた
ルキアは、はい、と一声返事をした
すると、ドアをノックした人物が中へ入ってくる
ル「卯ノ花隊長!」
卯「どうですか、その子の怪我は?」
『身体の方は完全に回復はしているので、特に問題はないです』
卯「そうですか」
卯ノ花が微笑んだので、●●●も微笑んだ
卯「○○○さん、少しお話があるのですが‥一緒に来て頂けるかしら?」
『大丈夫です。じゃぁ、またねルキア』
ル「あぁ、またな」
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