桜の花びらが舞う季節
□[08]Best friend
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あれからしばらくして、ルキアは朽木家の養子になり‥
そして
護廷十三隊に入隊した
私はそれを聞いて、ルキアの元へと急いだ…
ルキアのいる隊は十三隊だったので凄く安心した
十三隊は良い人ばかりだから…
十三に着くと私は普通に上がり込んで奥へと入って行く
すれ違う隊員達は、何事もなく普通に挨拶をしてくる‥
私は皆に挨拶を返しながら、隊長の部屋を訪れた…
いや…勝手に入った‥
『浮竹さん!』
浮「おぉ!○○○君ではないか!お早う、今日はどうした?」
『おはようございます!』
『今日は体調がよろしいようで、良かったです!あの、朽木ルキアは…?』
浮「ははは!少し落ち着きなさい!朽木君なら今、海燕と出ているよ」
『海燕さんと‥?』
浮「もう少ししたら帰ってくるはずだよ」
『そう…もー!!早く帰ってこーい!!』
浮竹はそんな●●●を見て苦笑した
『かーいーえーんサンの…バーカ!!』
浮「海燕が飛んで来るぞ…;?」
『聞こえないって!』
すると…
バタバタと廊下を走ってくる音が聞こえた
入って来たのは黒髪の男…
海「くぉら!!●●●!!」
『あっ、海燕さんおはよう!』
海「おぉ!おはよう!…じゃねぇー!!」
『バカね〜海燕さん、挨拶は基本でしょう?』
海「その通りだ!…って違うっつの!!」
じゃぁ何…?
と、言いたげな顔をしている●●●
海「お前、俺の事バカっつったか?あぁ゛?」
『…言ってないよ』
海「今の間は…?」
『言ってないよ』
海「言い直すな!!」
『はい、はい。わかったから一回座りなよ』
海「おぅ!…って、ここはお前の隊じゃねぇー!!それから、お前はくつろぎすぎだ!!」
入って来て、朝からうるさ…いや、元気なこの人は志波海燕‥
挨拶とか礼儀とかにはかなりうるさい人だ‥
だけど、仲間想いで優しくて?
そんな海燕さんは皆に好かれている
『まぁ、いいじゃない。てか、おはぎ持ってきたよ』
海「おぉ!さすがだな!俺、お前大っ好きだぜ!」
『どうもぉー』
話をしていると、今度は黒髪の女の子が入って来た…
「朽木ルキア、只今戻りまし…たぁ!!?」
最後の一文字を言い終わる前に、●●●がルキアに抱き付いた
ル「●●●!?』
『ルキアー!会いたかったよー!』
ル「私も‥私も会いたかったぞ!」
キャーキャーと騒ぐ女2人に、男2人は●●●が持ってきたおはぎを食べながら見ていた‥
海「つーか、お前ら知り合いだったのか?」
『うん!親友なの!」
にっこり笑ってそう言う●●●に、ルキアは感動して泣きそうになった
ル「●●●…』
ドラマのような感動シーンが始まってる中
男2人はそれを見ながらおはぎを食べていた
『浮竹さん、ルキア借りてっていい?』
浮「いいぞ!」
『ありがと、浮竹さん!』
海「すぐ返せよー!」
『わかってるって!』
そう言うと、●●●はルキアの手を掴んでバタバタと部屋を出て行った
海「おはぎ…うまいっスね」
浮「そうだな、なんせ○○○の手作りだからな」
海「そうっスね」
おはぎを食べながら、2人はしみじみと語っていた…
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