桜の花びらが舞う季節

□[08]Best friend
1ページ/3ページ






あれからしばらくして、ルキアは朽木家の養子になり‥





そして






護廷十三隊に入隊した













私はそれを聞いて、ルキアの元へと急いだ…






ルキアのいる隊は十三隊だったので凄く安心した






十三隊は良い人ばかりだから…














十三に着くと私は普通に上がり込んで奥へと入って行く




すれ違う隊員達は、何事もなく普通に挨拶をしてくる‥



私は皆に挨拶を返しながら、隊長の部屋を訪れた…




いや…勝手に入った‥










『浮竹さん!』



浮「おぉ!○○○君ではないか!お早う、今日はどうした?」



『おはようございます!』



『今日は体調がよろしいようで、良かったです!あの、朽木ルキアは…?』



浮「ははは!少し落ち着きなさい!朽木君なら今、海燕と出ているよ」



『海燕さんと‥?』



浮「もう少ししたら帰ってくるはずだよ」



『そう…もー!!早く帰ってこーい!!』







浮竹はそんな●●●を見て苦笑した








『かーいーえーんサンの…バーカ!!』





浮「海燕が飛んで来るぞ…;?」





『聞こえないって!』










すると…






バタバタと廊下を走ってくる音が聞こえた





入って来たのは黒髪の男…








海「くぉら!!●●●!!」





『あっ、海燕さんおはよう!』





海「おぉ!おはよう!…じゃねぇー!!」





『バカね〜海燕さん、挨拶は基本でしょう?』





海「その通りだ!…って違うっつの!!」









じゃぁ何…?
と、言いたげな顔をしている●●●









海「お前、俺の事バカっつったか?あぁ゛?」





『…言ってないよ』





海「今の間は…?」





『言ってないよ』





海「言い直すな!!」






『はい、はい。わかったから一回座りなよ』






海「おぅ!…って、ここはお前の隊じゃねぇー!!それから、お前はくつろぎすぎだ!!」









入って来て、朝からうるさ…いや、元気なこの人は志波海燕‥



挨拶とか礼儀とかにはかなりうるさい人だ‥



だけど、仲間想いで優しくて?



そんな海燕さんは皆に好かれている









『まぁ、いいじゃない。てか、おはぎ持ってきたよ』





海「おぉ!さすがだな!俺、お前大っ好きだぜ!」





『どうもぉー』











話をしていると、今度は黒髪の女の子が入って来た…









「朽木ルキア、只今戻りまし…たぁ!!?」








最後の一文字を言い終わる前に、●●●がルキアに抱き付いた








ル「●●●!?』





『ルキアー!会いたかったよー!』





ル「私も‥私も会いたかったぞ!」








キャーキャーと騒ぐ女2人に、男2人は●●●が持ってきたおはぎを食べながら見ていた‥









海「つーか、お前ら知り合いだったのか?」






『うん!親友なの!」






にっこり笑ってそう言う●●●に、ルキアは感動して泣きそうになった






ル「●●●…』









ドラマのような感動シーンが始まってる中

男2人はそれを見ながらおはぎを食べていた








『浮竹さん、ルキア借りてっていい?』





浮「いいぞ!」





『ありがと、浮竹さん!』




海「すぐ返せよー!」





『わかってるって!』








そう言うと、●●●はルキアの手を掴んでバタバタと部屋を出て行った












海「おはぎ…うまいっスね」





浮「そうだな、なんせ○○○の手作りだからな」




海「そうっスね」









おはぎを食べながら、2人はしみじみと語っていた…














next→
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ