桜の花びらが舞う季節

□[06]First practice and 69
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集合場所に着いた3人は、前にいる先輩の話を聞いていた



もちろん、聖流と●●●はほとんど聞くきなし…



恋次は他人のフリをしようと決めたのだった…






「六回生の檜佐木だ」



「後ろの小さいのが蟹沢、デッカいのが青鹿。この3人で今日のお前らの先導にあたる」






目の前で話している男は、左頬に69の刺青があり少々目つきも悪く、恐そうな感じである



その男が話すと周りはざわついた…





恋「なんだ?有名人なのか?あの先輩たち」





恋次がそう言うと、隣にいた吉良イヅルが驚いたように言った





イ「知らないのか!?真ん中の1人だよ!?有名なんてもんじゃない!」





イヅルは恋次に檜佐木について説明をした




そして、小柄な先輩の蟹沢がクジについて説明をしている




どうやら、クジに書いてある番号が同じ人同士がグループを組む…


と、言う単純な事らしい




そして、そのグループは…


恋次、イヅル、聖流の3人グループに、●●●、雛森桃の2人グループに決まった



この2ヶ月で、5人は仲良くなった



イヅルと雛森は最初はオドオドした感じだったが今は普通に一緒にいる





『よかったぁ!桃が一緒で!』





笑顔で言う●●●に顔を真っ赤にする雛森





雛「そ、そうだね//」





すると、●●●はいきなり聖流の手を掴んで引っ張っていく



雛森たちにちょっと待っててね!と、言い残すとスタスタと歩いて行く…



そして先輩たちの前まで行った…





「なんだ?何か質問か?」





いきなり現れた●●●と聖流に驚く修兵



そんな修兵に●●●は嬉しそうに抱き付いた




修「なっ//なにするんだ//」



『久しぶりー!元気そうでよかったぁ!』





●●●の行動に周りは驚きを隠せない様子だ…





修「お前…もしかして…●●●か?」



『うん!久しぶりだね!修兵!』



修「そうか!●●●か!久しぶりだな!元気か?」


『元気だよ』





にっこり笑う●●●に修兵も優しく微笑むと●●●の頭を撫でた


2人の行動に周りはざわつく



それ以上に、さっきまで目つきが悪く表情一つ変えなかった修兵が、優しく微笑えんで●●●の頭を撫でている事にみんなは驚いている





聖「こら、そこのお2人サン。俺を忘れるなよ」



修「その髪に瞳‥聖流か!」



聖「正解ー、久しぶりっスね」



修「あぁ!久しぶりだな!2人共見違えだな!分からなかったぞ!」



聖「修も分からなかったよ」



『うん、分かんなかった!格好良くなった!』





●●●の言葉に照れる修兵





修「そりゃ、どーも//●●●は綺麗になったな」


『ふふ、ありがと』





ちょっと照れながら笑う●●●に修兵は可愛いなーと、思ったのだった





蟹「…あのぉー‥」



聖「おい、2人共いつまでそうやってんだ?みんな困ってるぜ?」



修「ゴホッ‥//悪いな‥//」


『あら‥;?』



蟹「檜佐木くん‥そろそろー‥?」



修「そうだな、早く実習をやらねぇと俺が怒られちまう」





修兵は苦笑する


●●●と聖流はみんなの所へと戻った






そして、現世へと出発した…











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