桜の花びらが舞う季節
□[05]What you want to defend
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恋「・・・・・・・」
まさか、朝からこんな光景を見るとは思っていなかった恋次…
恋次は呆れたような複雑なような顔をして教室のドアの所で突っ立っている…
聖「…お、来んの遅ぇーぞ不良男」
『恋次おはよー!なんでそんな所で突っ立っての?』
(朝からおまえ等がじゃれあってるとこ見たからだよ!!)
心の中で突っ込んだ恋次…
恋「…オス、つーか誰が不良だ!」
聖「『お前/恋次』」
恋「・・・・・。仲良いな‥お前ら;;」
ちょっと傷付いた恋次をよそに、仲が良いと言われて文句をを言う2人
恋「さっき、ラブラブだったくせによく言うぜ…」
聖「『どこが!?』」
恋「仲いいじゃねぇーか;;」
恋次は ははは!と笑っている
それに比べて、●●●と聖流はえぇ゛〜‥と言う顔をしている
恋「お前等2人、すげぇ有名人だって知ってたか?」
聖「なんじゃそりゃ…;」
恋「やっぱ知らねぇか;」
2人は首をかしげる
恋「美男美女で特進クラスのトップの成績‥一日中一緒にいて仲がよくお似合いのカップルだとよ」
『成績の事は置いといても、美男美女のお似合いカップルはないでしょ!ねぇ、聖流?』
聖「確かにな」
恋「じゃれ合ったりしてっから、余計カップルに見えんだよ!」
『…そんな事してた?」』
聖「さぁーな?」
恋「(コイツら…!!)」
恋次は呆れてため息しか出て来なかった
恋次はふと、思う…
恋「(周りから見たら、このカップルを邪魔してるように見えねぇーか…俺…?)」
恋次はため息をついた…
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