桜の花びらが舞う季節

□[04]encounter
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真新しい制服に身を包み真央霊術院に向かう2人の男女



男の方は赤茶色の髪に綺麗な青銀色の瞳…身長も高くスラッとしている

女の方は青みがかった綺麗な灰色の長い髪を高く結い
大きなサファイアの瞳に白い肌…背も高く、美人と言うのにふさわしい容姿である





そんな2人はもの凄い注目を浴びていた


当の本人たちはそれに気づかずスタスタと歩いていた









―――…真央霊術院・特進クラス






2人は窓際の後ろの席だった

一番後ろが●●●でその前が聖流という、席順だ





聖「お前が後ろかよ…;」


『あら、何かご不満でも?』



聖「別に、俺らつくずく縁があるなと思ってよ」


『そうね』





少し話をしてから、●●●はトイレに行くと言って教室から出て行った










*****




●●●は教室に戻ろうとしていると、一人の黒髪の女の子とすれ違った
●●●は独特の雰囲気を出して凛とした表情で歩くその子に何故だかわからないが思わず声をかけてしまった



『・・・・・あの!』



女の子急に声を掛けられ少し驚いた顔をしていた


『いゃ、あの…呼び止めてごめんなさい‥;;』



「・・・・・・・・・・」



『会ったばかりで失礼なんですけど…その、綺麗な人だなぁーと思って』




女の子は、はぁー?!と言いたげな感じだで驚いた顔をしている



「私はお前の方が美しいと思うが‥?」



話し方や声も格好いいと思った



『ふふ、ありがとう!でも、褒めても何も出ないわよ』



「私もだぞ?」



●●●はニッコリ笑うと、自己紹介をした



『私、○○○ ●●● よろしくね!』


「ルキアだ。よろしく頼む、○○○」


『●●●でいいわ、ルキアちゃん』


ル「ルキアでいい」


『そっか、よろしくルキア!』


ル「あ、あぁ‥」



●●●はルキアにニッコリと笑顔を見せながら手を差し出す
ルキアは少しオドオドしながらも手をだし握手をした








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