桜の花びらが舞う季節
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――ここは北流魂街12地区
決して平和とは言えないが、まだ安心して暮らすことのできる場所
そこに一人の少女が小さな小さな小屋で暮らしていた
いつもと同じはずなのに今日は何故か違った…
外は一面、真っ白な雪が降り積もり神秘的な世界が広がっていた
少女は布団からでて、寒がりながら外へとでる
『・・・・・・・・・さむ・・』
あまりの寒さに少女は堪らなくなり、小屋へ戻ろうとした…
その時、この純白の世界の中に一瞬だけ赤いものが目に入った
少女は急ぎ足でそれに近づく…
『?!・・・・・・人?』
そこには自分と同じくらいの赤茶色の髪をした男の子が倒れていた
少女は急いで男の子を小屋へとつれて帰った…
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