桜の花が舞う季節
□[06]strawberry decide&three true character
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護「じゃあ…誰が…?」
喜「この2人と、黒崎サン…あなたの隣で眠っている人ですよ」
護「そう……言えば、何で先輩達…生きてるんスか!!?」
聖はため息を吐いた。
聖「俺らが恋次の攻撃で死ぬわけねェだろ」
一護は聖の口から恋次の名前が出てきた事に、もの凄く驚いた表情をした…
聖「何でアイツの名前を知ってんだ?って言いたげな顔だな」
護「!!……何で…知って…!」
『……あたし達も、死神だからよ』
(((起きてたのかッ!!?)))
●●●は布団からムクッ、と起きた。
そして、固まっている一護を見た。
護「…先…輩達も……死神…?」
『そうよ、そしてアンタが戦った恋次と……ルキアは、あたしと聖の同期で…親友だった2人よ』
一護はさらに驚いた……
紅「それに、僕らはこれが本名じゃないんだ」
護「…………」
紅「僕は“紅 楓”」
聖「俺は“久遠 聖流”だ」
『あたしは“○○○ ●●●”……あたしら三人は、色々合って素姓を隠してなきゃならなかったのよ』
一護はもう、何が何だか分からなくなっている…
聖「まァ、俺達のコトは後にしてだな…先ずはルキアの話だ」
護「…ルキアの……そ、いえば石田は?…あそこにはアイツも倒れてただろ?」
『雨竜の傷は治したわ、そしたら帰るってきかなくてね』
聖「帰り際、心配してたぜ?お前のこと」
護「石田が俺を?……まさか」
――――朽木さんを救えるのは彼だけだ
聖「そう言って、帰ってったよ」
一護は尸・魂界に帰る前のルキアを思い出していた……
護「…《俺だけ》か……ハッ、どーしろってんだよ俺に…」
そして一護は思いっ切り叫んだ…
護「ルキアは尸・魂界に帰っちまったんだぞ!!どうやって追っかけろってんだ!!?」
護「どうやって助けりゃいいんだよ!!……できや…できやしねぇーじゃねえかっ…!!」
『……本当に無いと思う?』
喜「尸・魂界へ行く方法」
護「!!ある…のか!!?」
一護はバッ!!と●●●と喜助を見た。
護「どうやるんだ!?どうしたら行ける!?教えてくれ!!」
喜「勿論教えますよ、ただし条件が一つ。これから十日間、アタシらと一緒に戦い方の勉強しましょ」
護「べっ…!?何だそれ!?修行でもしろってのか!!?そんな暇ねーだろ!!」
護「ルキアはアッチでいつ殺されるかわかんーんだぞ!!そんなコトしてる間に少しでも早く…『わかんない奴だな』」
――――…ダンッ!!!
●●●は一護を思いっ切り床に押し倒し、睨んだ…
そして、低く冷たい声で一護に言った……
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