脱色N

□だいなまいとばでぃ
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グリ「なん…え?!俺、声変…?」

ウル「…グリムジョーが…」
「「「女になってる??!!!」」」

グリ「は?!……うぉぉぉ本当だァアア??!!!」


髪は伸び、背は縮み、身体は一回りも二回りも小さくなっていた。そして、極めつけは…

「「「ぶふ…ッ」」」
ハリ「グリムジョー!前を隠せ!!」
グリ「え」
藍「特盛ぐっじょぶぅううう!!!」
グリ「ぎゃああああ」


女顔負けの美乳、そして流れる様な括れ。それらがグリムジョーの上着から惜しみなく晒されていた。


ウル「ぐ、ぐり、む…はぁはぁ」
グリ「ひぃぃっ?!」
藍「鼻血が止まらないよ!!!」
市「あ、あかん…これはあかん!」
ゾマ「美しい…!!」
ハリ「これは…一体?!」
スタ「…や、べー…」

悶える男達。一方ノイトラはザエルアポロに掴みかかっていた。

ノイ「おいいい??!!どういうことだァアア」
ザエ「いたたたた知らないよ!こっちが聞きたいよ!!」
ノイ「元に…も、戻せ!」
ザエ「そんな顔じゃ説得力ないぐぇぇ」
ノイ「お、お前だって人のこと言えねぇだろがァア!!!」

柄にもなく照れるノイトラとザエルアポロ。そう、それほどにも今のグリムジョーは美しく且つ妖艶だった。


藍「はぁはぁぐりたん」
ウル「食べたい食べたい」
グリ「い、嫌ぁ…っ」
「「ぐはっっ」」ブシャー

赤らめた頬と大きな瞳のコンボに勝てる者は居らず。


ハリ「貴様らグリムジョーから離れろ!」
ウル「っせー!グリムジョーを食べさせろ!」
ハリ「キャラ崩壊してんじゃねーよ!」
市「そのぐらい今の嬢ちゃんはやばい」
藍「はあはあ…グリムジョー…」
グリ「くんなぁー!」


意を決してノイトラは飛び込む。

ノイ「や、やめろてめぇら!これには訳があんだ!ザエロの糞野郎のせいで…!」
ザエ「すいまっせん本当にすいまっせん」

光速土下座を咬ますザエルアポロに男達は一時停止。そして女からしたらなんか物凄い気持ちの悪いオーラを出して二人を囲んだ。

「「「貴様ァアア!!!!」」」
ザエ「ひいっ」
「「「ぐっじょぶザエロ様!!!」」」
ザエ「ええええ」

だらしない顔で一斉に親指を突き上げる。

藍「えろえろぼでぃ…ッッ」
アロ「サ、最高…」
ウル「抱きついていいですかいいですよね」
ノイ「やめろっつってんだろがァアア」
グリ「ノ、ノイトラぁ!!」ムギュッ
ノイ「ぬぉッッ?!」
「「「…なっっ?!」」」


グリムジョーはノイトラを盾にするように後ろから抱き着いた。

ノイ「ーーーっ」

ギギギギと音を鳴らして振り返るノイトラ。

グリ「…?」

グリムジョーは小首を傾げた。

ノイ「うがあああああ」
グリ「うわっ?!」
ノイ「ちっきしょう!なんだよこいつ糞可愛いいいい!!もう嫌だぁぁぁ!」
ザエ「理性に負けたー!!」
「「「羨ましいしいッッッッ」」」


目を血走らせてグリムジョーの細い肩を掴む。

グリ「…ま、待てよノイトラ?!」
ノイ「待てねェ!!!!!」
グリ「あれっどうしよう本気の目だ!!!」

ノイ「グリムジョォオオオ」
グリ「いゃぁぁぁぁああああ」


ハリ「虚閃ォオアアア!!!!!」
チュドーン
ノイ「ぎぇえええええーーー!」


グリムジョーの艶々な唇が奪われる直前、ハリベルによって救い出された。


グリ「ハリベルー…っぐす」
ハリ「よしよし」

抱き合う二人。美女二人。

ハリ「下衆だな貴様らは…!自分の理性すら司れんのか!」
「「「うっ」」」
ハリ「…そしてスターク!お前には一番失望したぞ!先程から何故黙り込んでいる!?」
スタ「え、俺?!」
ハリ「我々がグリムジョーを守らないで誰が守るんだ!」

藍「私達は完全に敵なんだね」
ザエ「そりゃそうでしょー」


ハリ「グリムジョーを守っていろ!」
スタ「はぁっ?!」

キシャーと睨み付けるとハリベルは泣きべそをかくグリムジョーをスタークに託し、今だ鼻息の荒い男共の前に立った。


ハリ「腐ったその理性…叩き直してやる…」
藍「ちょ、ま、」
ハリ「覚悟!」
ザエ「ひぃいいいい!!!」
ウル「退けぇぇ俺はぐりたんのエロかわボディをゲットするまで死なないのだ!」
ハリ「こいやぁあああ」
ヤミ「ゴング鳴らしてんじゃねーよォオ!!!」





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