Dream

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>笑


「今日は何の日?」
キ「あ?」
「だから、今日は何の日?!」
ロ「3月3日」
「そう!」
ロ「英単語テストの日」
「そうゆうこと聞いてんじゃないわ!しかも聞きたくなかった情報!」
ル「…あ!分かった!」
「お!流石ルフィ!」
ル「みみの日だー!!」
「ちげぇぇぇぇええええ」
キ「へー」
「感心するな!違うよ!ひな祭りでしょ?!」
ル「そっか」
「さぁ祝ってよ!」
ロ「…誰をだよ?」
「え?」
ロ「ひな祭りは女を祝うものだろ」
「うん」
ロ「いねーじゃん、女」
ばきっ
ロ「ーーーぐッッ」
「もう私ローと喋らない絶交ねサヨナラ」
ロ「すいませんでしたミス名無し様」
「だからお祝いしてよキッド、ルフィ」
ロ「無視しないでぇぇぇ」
キ「オメデト。はい」
「心込めろ!」
ル「名無し!ひなあられくれ!」
「逆でしょ!私に頂戴よっ」

キ「…つーかなんだよいきなり」
「あのね、さっきジンベエ先生にひなあられ貰ったの」
ル「くれ!」
「まずは話を聞きなさい」
キ「祝ってくれたから俺らにも祝えと」
「そう!」
キ「だりぃ」
「うわ最低!ジンベエ先生見習ってよ!」
ル「流石ジンベエだよなー!」
「でしょ?普通ひな祭りお祝いしてくれる先生なんていないよ」
ロ「雛人形出してんのか」
「それでね、」
ロ「ねぇぇホントいい加減許せよぉぉぉ」
「…分かったよー。雛人形勿論出してるよ」
キ「仕舞い忘れると婚期遅れんだっけか」
「ちゃ、ちゃんと仕舞うもん」
ロ「安心しろ。俺が名無しの相手になってやるから…」
「いい」
ロ「即答かよ少しは恥じらえよ喜べよ」
「結婚するならキッドが一番無難」
ロ「は?!」
キ「無難ってなんだぶっ殺すぞ」
「まず、ルフィだと食費がかかるからアウトでしょ?」
キ「仕事もしなさそう」
ル「てへぺろ」
「ローは変態問題外サヨナラ」
ロ「ふざけんなよっ!この俺の、どこに、不満があるんだ!」
「全部」
ロ「ショック!!」
「一緒のベッドでも寝たくない」
ロ「そんなに?!」
「この中では一番稼ぎそうだけど、お金だけでローって決めたくない」
キ「消去法で俺かよシバくぞ」
「ち、ち、違うよ!キッドはほら、意外と真面目で優しいでしょ?」
キ「いらねぇ言葉が聞こえた」
「すいませんでした」
キ「よし」

ロ「ここの教師では?」
「スモーカー先生は駄目」
キ「煙草か」
「うん。ドフラミンゴ先生も絶対!」
ロ「…浮気しそうだな。てか結婚自体しなさそう」
「ミホーク先生も飯・風呂・寝るとかしか言わなそう!」
ル「ぎゃはは!ぽいな!」
「クロコダイル先生は厳しそう。家事に文句つけそう」
キ「ここの角に埃溜まってんじゃねーか!とかな」
「サンジ先生は…紳士だけど浮気しそう」
ル「絶対女を大切にするって!」
ロ「どの女にもな」

キ「皆駄目ってことかよ」
「いや、駄目って訳ではなくてさ…こう…問題な点があるよねって話」
ロ「誰でもそうだろうが」
「……いや」
ル「?」
「…シャ、シャンクスさんは…」
「「「え」」」
「ふふ…」



いつから人形出して、いつに仕舞えば良いのだろうか。


ロ「な、んだこのオチは…!!?」
ル「流石シャンクス!」
キ「ひなあられ喉に詰まらせて死ね」
「えええ理不尽!?」

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