Dream
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>笑
「次なんだっけ?」
ｷﾄﾞ「現国、ドンキホーテ」
「あ、漢字テスト…?!」
ｷﾄﾞ「ある」
「忘れてたぁ…どうしよう」
ﾙﾌ「白紙でいけ名無し!」
「嫌だよ、不合格の回数分、試験の時マイナスされちゃうもん!」
ｷﾄﾞ「じゃあ今からやればいいじゃねェか」
「いや間に合わないよ!…ていうか範囲知らないでしょ」
「「うん」」
「…はぁ」
ｷﾄﾞ「カンニングしちまえば」
ﾛ-「止めておいた方がいいぞ」
ﾙﾌ「なんでだ?」
ｷﾄﾞ「…アイツならすぐ気付きそうだしな」
ﾛ-「だけじゃない。この前見つかった奴、次の日休んだらしい」
「「「……」」」
ﾛー「明日休みたいなら止めねぇけど」
「何言ってるんですかしませんよあはは」
♪キーンコーンカーンコーン
「ぎゃっ?!」
ガラッ
「ひぃっ?!」
ﾄﾞﾌ「…フッフッフ」
ｷﾄﾞ「あーあ、来ちまった」
「さよならテストこんにちは赤点」
ﾄﾞﾌ「今日の漢字テストは無しだ」
「「「え」」」
ﾄﾞﾌ「次回に持ち越し」
ﾙﾌ「なんだ!ねーのかよ〜」
ﾄﾞﾌ「フフ…」
「なんで無くなったんですか?」
ﾄﾞﾌ「今から説明するから誰かロロノアを起こせ」
ﾅﾐ「ゾロ起きなさいよ!」バキッ
ｿﾞﾛ「ぐっ!」
ﾅﾐ「寝んの早すぎ!!」
ｷﾄﾞ「今更だろ」
ｷﾗ「違いない」
ﾄﾞﾌ「実は教育実習生が来ててなァ」
ﾛ-「女か?」
「黙っとれ!」バキッ
ﾄﾞﾌ「フッフッフ…残念だが野郎だ」
ﾅﾐ「イケメン?!」
ﾄﾞﾌ「特には」
ﾅﾐ「酷っ」
ﾄﾞﾌ「来い、ベラミー」
ガラッ
ﾍﾞﾗ「……」
「「「……っ」」」
ﾍﾞﾗ「ベラミーだ…宜しくなァ」
(((…わ、悪そう…ッ)))どーん
「…キッド並みに目付き悪い!」
ｷﾄﾞ「おい」
ﾄﾞﾌ「一週間程度だが…まァ…仲良くやってくれ。フッフッフ!」
ﾙﾌ「んじゃぁその間授業は?トリじゃねーのか?」
ﾄﾞﾌ「こいつにやらせる」
ﾅﾐ「大丈夫なわけ?」
ﾍﾞﾗ「何か言ったか、お嬢ちゃんよぉ?」
ﾅﾐ「むかっ」
ｿﾞﾛ「おいおい…あれで教師かよ」
ﾎﾞﾆ「んなこと言ったらドフラミンゴだって教師じゃねーだろ」
ｿﾞﾛ「…つか、ここの教師は皆教師っぽくねー…」
「しーっ!」
ﾄﾞﾌ「好きにやれ、ベラミー」どさっ
「ドフラミンゴ先生、そこで見てるんですか?」
ﾄﾞﾌ「あん?」
「集中できない、無理、怖い」
ﾄﾞﾌ「いや…なんもしねェよ」
ﾛｰ「名無し弄っても面白くないもんな」
「殺す!!」
ﾍﾞﾗ「…そんじゃぁ…板書してくからしっかり写しやがれよ!」
ﾛｰ「命令口調腹立つな」
ﾍﾞﾗ「……」
カッカッカッ!!
ﾅﾐ「……」
ガリッガリッ!
ｷﾗ「……」
ガーーッ!
ﾎﾞﾆ「……」
ガガガッ…バキッ!
ﾍﾞﾗ「あ」
「「「おぃいいいい」」」
ﾄﾞﾌ「……」←唖然
「書く音うるさっ」
ｿﾞﾛ「チョーク折れるまで力込めんじゃねーよ!?阿呆かてめー!」
ｷﾄﾞ「しかも字ィ汚なくて何て書いてあんのかわかんねぇし!麦わらの方がマシだ!」
ﾙﾌ「ははは」
ﾍﾞﾗ「んっだとコラァ?!」
ｿﾞﾛ「…やるか?」
ﾅﾐ「ちょっと喧嘩しないでよ!」
ﾙﾌ「俺も俺も〜!」
ﾅﾐ「止めんかいっ!」バキッ
ﾙﾌ「…ごめんなざい…っ」
ﾍﾞﾗ「何て書いてあるかくれぇ察しろ!」
ﾎﾞﾆ「滅茶苦茶だなお前!」
「ドフラミンゴ先生って意外と字綺麗だったから余計ね」
ﾄﾞﾌ「意外とってなんだ」
ﾍﾞﾗ「教師に喧嘩売るたぁ良い度胸だな?!痛い目に合う前にイイ子にしてな!」
ｷﾄﾞ「あぁ?!ぶち殺すぞ!!」がたっ
「ちょ、キッド」
ｷﾗ「ここは退けないな」
「キラーも…!」
ﾛｰ「……」がたっ
「ローまで…らしくないよ、座って!」
ﾛｰ「顔がムカつく。」
「えええ」
ﾍﾞﾗ「上等だ!ぶっ潰してやるよクズ共!」
ﾙﾌ「行くぜ野郎共〜!!」
ﾅﾐ「ちょっと!」
「待っ、」
がっしゃーん!
「「「っ」」」びくっ
ﾄﾞﾌ「………」
ﾍﾞﾗ「……!!」
ﾄﾞﾌ「…うるせェ」
「「「ですよね」」」
ﾄﾞﾌ「出席簿取りに職員室へ戻る」がたっ
「「「お気をつけて」」」
ﾄﾞﾌ「…ベラミー、」
ﾍﾞﾗ「お、おうっ」びくっ
ﾄﾞﾌ「今日の授業内に範囲が終わらなければ……フッフッフッ…!」
ﾍﾞﾗ「……」←真っ青
ガラッ
「「「……」」」
ﾍﾞﾗ「授業始めまーす」
「「「誰だよ!!!」」」
ﾍﾞﾗ「う、うるせー!教科書開け!」
ｷﾄﾞ「どんだけドンキホーテにビビってんだよ!」
ﾍﾞﾗ「…てめぇ!」ばんっ
ｷﾄﾞ「え」
ﾍﾞﾗ「餓鬼が気安くあの人を呼び捨てすんじゃねー!」
ｷﾄﾞ「あ、すまん」
ﾍﾞﾗ「それと…っ」
ﾍﾞﾗ「あの人むっっちゃ怖ぇーんだぞ?!!」
教師と実習生の主従関係
ﾍﾞﾗ「この前だって…ぐすっ」
ﾙﾌ「…さっきまで威張ってたのに」
ｷﾄﾞ「奴の力量が分かるよな…」
ﾛｰ「漢字テストなくてよかったな」
「…殺されてたね、私」