Dream

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>笑
会話only



「……あっ」

ル「どしたんだー名無し?」

「あの時計…雑誌で見た!流行ってるんだよ!」

ロ「へーすげぇな。そんなのがUFOキャッチャーにあんのか」

「……」

キ「…欲しいのか」

「えっ?!いやっ別にっそのっ」

ロ「分かりやすいなお前…」

「……//」

キ「……」

チャリンチャリン

ル「お!やんのかキッド!」

「い、いいよ無理しなくて!」

ロ「かっこつけなら止めとけユースタス屋。どうせ金使うならもっとこう不利益のない…」

うぃーん…ぼとっ

「「「え」」」

キ「ほらよ」

「あ、り、がとう…」

キ「いこーぜ」

「「「待て待て待て!!!」」」

キ「あ?」

「なんで?どうして?!うまーい!」

ル「すっげぇキッド!!」

ロ「お前にこんな特技があったとは…!」

キ「中学ん時やりまくてったからな」

「なんでもとれるの?!」

キ「配置とアームに寄る」

「じゃ、じゃああれは?!」

ル「おっぬいぐるみの山!」

ロ「…豹…麒麟…狼…羊…鳩?動物の厳選の仕方おかしいだろ」

「この麒麟欲しいな」

キ「……」

「どう?」

キ「余裕」

チャリン

キ「ここから引っ掛けりゃ…」

うぃーん…ぼとぼとっ

ロ「落ちた…!」

ル「2つも取れたぞ!」

「凄い凄い!!」

キ「鳩もやる」

「わーい!」

ロ「でも鳩だぞ」

キ「…微妙だよな」

ル「名無しきりん好きだったか?」

「麒麟はカクちゃんにあげるの!」

「「「その為かよ!」」」

「鳩はルッチにあげよう!」

キ「え、なんかすげぇ損した気分。特に麒麟」

ロ「同感」


ル「あっ!キッドこれ取ってくれよー!」

キ「…あー?」

「チョッパーマンだ!ルフィ好きだもんね」

ル「これ欲しい!」

キ「しょうがねぇなァ」

チャリン

ル「わくわくっ」

「なんだかんだで取ってあげるキッド」

キ「うっせ」

うぃーん…ぼとっ

ル「やったー!!」

「で、取れちゃうんだよね〜」

ル「キッドーありがとー!!」

キ「…ふんっ//」←満更でもない


「あれ、ローは?」

ル「あそこにいるぞ」

キ「…なんか顔きめぇと思うのは俺だけか」

「「me too.」」

キ「何してんだおい」

ロ「わ、悪ぃなんでもねぇ」

「…あ、これ白熊のベポじゃない?」

ル「ベポだ!」

キ「ベポだな」

ロ「っ」

「ロー欲しいんでしょ?」

ロ「んな訳ねーだろが!」

「あ、そう」

ロ「は、早く行くぞ!」

キ「…こりゃ角度的にあの技使えやいけんな」

ロ「!!!」

ル「でもよ、ローいらねぇっつってるから行こうぜキッド!」

キ「おー悪ぃ悪ぃ」

がしっ

キ「うぉっ?!」

ロ「……取ってくださいユースタス様」

キ「…よくできましたトラファルガー!」

ル「ぎゃっはっは!」

「こんなロー滅多に見れないよー!キッドに様付けして懇願!!あはは!」

ロ「うるせーよ何一つ取れねーだろーがお前らは」

「お前ホント現金だな!」

キ「…よし、この熊の長い胴体を押し込みゃ…」

ロ「胴体長いとか言うんじゃねぇよ!!」

キ「はいはい」

うぃーん…ぐにっぼとん

「おー!」

キ「ほらよ、感謝しやがれ!」

ロ「有り難う御座います有り難う御座います有り難う御座います」

キ「はっはっはいい気分!」

ロ「あーベポ可愛いー//」

「…人形にメロメロの男子高生とか激しくキモい」

ロ「うるせーよ!好きで男に生まれたんじゃねーんだぞ!」

「えええ」

ル「じゃあ今日からローちゃんって呼んでやろうか?!」

ロ「遠慮する」


ル「UFOキャッチャーもすげぇなー。色んな景品あるぞ」

「ゲーム機とかもたまぁにあるしね」

ロ「でも落とした衝撃でぶっ壊れたりしてな」

キ「たまにあるぜそれ」

「せ、切ない」

キ「スナック菓子とか割れるし」

「そう考えるとやっぱり人形が一番いいよね」

キ「だから殆どは人形なんだろ」

ロ「だがこんな人形欲しい奴いるのかよってのあるよな」

ル「これとかなー!」

「……」

ロ「……」

キ「…バナナワニ」

ル「たっはっは」

「…バナナワニ…確かクロコダイル先生好きだったよね」

ロ「…かもな」

「キッド」

キ「あ、あ?」

「取って」

チャリーン

キ「えええええ」

ル「なんだよ名無しお前!」

「クロコダイル先生にあげるの!」

ロ「賄賂かおい」

キ「きたねーぞお前!」

「大丈夫、ちゃんとキッドが取ってくれましたって言うからさ!」

キ「よしきた」

うぃーん

「「おい!」」

…ぼとっ

キ「宜しく頼んだぜ名無しっ」

「任せなっ」

「「いきいきすんな!」」




UFOキャッチャーウマイ奴=人気者



「はいカクちゃん、はいルッチ!」
カ「…きっきりんじゃ!わーい!!」
ル「…ハットリ…//」

「クロコダイル先生ぇー!」
ク「あ?」
「これっ」
ク「ばっばななわにっ!」
「UFOキャッチャーで私がキッドに頼んで取ってもらったんです!」
ク「…お前ら…次の小テスト合格にしといてやる」
「キターー!!」


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