Dream2
□はっぴーばれんたいん!
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「愛しのキッドせんちょ!」
「あ?」
「これ、受け取ってくだしゃい☆」
「その口調やめたら貰ってやる」
「すいませんでしたやめますから受け取って下さいませんかキッド大船長様」
「よし」
「きゃっほー!」
「で、なんだこりゃ」
「ふふ…今日は何の日かなっ?!」
「知るか」
「…もっと…テンション上げて下さい…」
「あーあー悪かったよ。何の日だ、教えろ」
「バレンタインデー!!!」
「…へー」
「チョコレートです!!」
「だろうな」
「つまり?!」
「は?」
「私は?!」
「馬鹿だ、と」
「違ぅぅう!!馬鹿ですけど!確かに私は馬鹿ですけど!!」
「……」←ちょっと楽しい
「キッド船長を!愛してるってことですよぉーー!!」
「知ってる」
「え」
「毎日毎日鬱陶しい程好きだの愛してるだの聞いてるからな」
「いや、その、改めてですね…好きって気持ちを伝えようと…」
「ふーん」
「…伝えよう…と…」
「そうか、分かった」
「〜〜〜っ」
「じゃあな」
「………」
「………」
「…ふえーん!!」
「げっ」
「うっ!うう…!!」
「…ちょ、名無し…!」
「私…キッド船長のために…一生懸命作ったんですー…!!」
「…お、おう」
「いつも…軽くあしらわれちゃうから…チョコレート渡して…もう一度アタックしようと思ったんです…!」
「……」
「…なのに……うわーん!」
「あー…!泣くなよ!!悪かったよ!」
「…うぅっ」
「ちょっと苛めすぎた」
「いえ…キッド船長に苛められるのは好きですから…ぐすっ」
「…あ、そう、だったな」
「………」
「………」
「ありがとな名無し」
「ーーーっ!!!?」
「……ちっ//」
「キ、キ、キッド船長…が…」
「……っ」
「デレたｧｱーーキャー!!」
「るっせー黙れ!!」
「やばい最高どうしよ死ねる!!」
「じゃあ死ね黙れ!もういい返す!」
「えええ?!」
「いらねーよ!ばーかばーか!」
「くぁあー!可愛いよ〜!!」
「だァまァれェ!!」
「あ!キラーいいところに!ねぇ聞いて!キッド船長ってば超可愛いのー!」
「反発ｩｳ!!」
「いやぁああぁぁぁ」
がっしゃーん
「いつも通りのオチだな」
「名無しが馬鹿だから悪ィんだ!!」
「…違いない」
【 らぶばれんたいん! 】
「キッド船長ぉ〜!私の…気持ちは…っ」
「う、受け取っておいてはやる!」
「いやんツンデレ!」
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