企画小説

□One love
(親×幸)
2ページ/4ページ


死にたくなんかなかった、本当はただ、淋しかったんだ、幸村はそう言った


会社が上手くいかない事も、恋人の事で話せる相手もいなくて。 孤独で押しつぶされそうだったんだと。



『元親殿が




…貴殿がいてくれて、本当によかった…』




泣き腫らした顔で幸村は笑う それがとても…



胸にキタって。



おかしいよな、オッサンって年のヤツにときめき…
有体に言えば欲を抱いただなんて。
でも幸村は見かけは俺とタメといっても通用する程の童顔で…可愛いんだ。


男なんか興味はない。なら、幸村に対し抱くこの感情は何だろう


俺を見上げるまなざしが濡れていたなんて…正気の沙汰じゃない、それでも
押し倒しても抵抗しない、それだけでよかった



例え幸村が俺じゃなくても寂しさを埋めるだけでもよかった






「泊まって…っあ、…その、元親殿は…、その…」

「いいのか?!泊まって!」

「……」


恥ずかしげに目を伏せコクリと頷く 白いうなじをそっとなぞり 自然上向いた彼に婀娜めいたモノを感じ股間が熱くなる


「っあ…」


…お前も、なんだよな… 幸村…



「…すげぇ…


濡れてる?」



「あ、ァッ…!ちょ、っ…元親殿っ」

「昨日したばっかなのになあ…」


スラックス越しに股間を撫でれば俺の程じゃないにしても昂ぶったものを感じた


「やっ、…やだ、」

「もしかして、俺に触られたかった?会社にいてる間もこんな…勃起させて…」
「あっ、あ!」


卑猥な言葉を耳に吹き込みながら彼のを直に握りこむ すぐに硬度を増しニュルニュルとやらしい音を立てる 悩ましげな表情をして…


やべ、息荒くなってきた



「幸村…俺のも擦ってくれよ」

「は…はい…」


左手を導き触れさせる ごく、と生唾を飲み込み幸村は俺のを取出し拙い手付きで扱き始めた




くちゅっ…くちゅっ…



「んぁっ…イイぜ…ゆき…」

「ふぁ、い…っ某もぉ…!」


夢中で擦りあう

中学生かよっ!てな。マスこきあいにこんなに興奮してる
だけどそれも目の前で エロい顔して喘ぐのが幸村だから



「ァンッ…!」



ぴゅくっ…!



幸村が俺の手に吐き出して。俺も少し遅れて吐精した


「…ンッ、」

くちゅっ…


荒い息のまま唇を寄せ合って舌を絡め合う ぞくぞくした快感がまた湧いてきて幸村のシャツをたくしあげ細い体の感触を味わう



「ふぅっ、…ァッ…、も、…」

「いいのかよ…?ホントに泊まって…俺、今日…すげぇがっつきそうなんだけどよ…」


乳首を弄り口蓋を舐めながら一応尋ねてみる 幸村が頷くのを分かってて。

 
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ