企画小説
□♂も♀も関係ないないッ!
(関ヶ原×幸+孫)
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「そんなに怒るなよ。流れというか何というか、なあ。」
「な…流れで貴殿は人の胸を揉まれるというので御座るか!なんと破廉…「だが三成、ワシはまだ右の胸しか揉んでいないぞ?」
「右…」
「そうだ!だから左はお前のものだッ!!」
「左は私の…私の…」
「勝手を申されるなぁッ!右も左も某のものに御座ら…」
むにゅ…
「ひッ!?」
「や…柔らかい。これが私の…私のモノ…。」
「三成殿!やッ…はぁ…そのようにッ…」
「なあ三成、ワシを斬滅するよりもこっちの方が良いだろう?真田も満更でもないようだし。」
「だ…誰が何だと言われるかッ!この様な仕打ちを受け、某は…某はただではおかぬぅッ!」
「ははッ、勇ましいな。」
「御二人の御首、必ずやこの幸村がッ!」
「ならば首をとられる前に、悔いは残さぬようにしなくてはな。」
「家康、貴様何を?」
三成殿の問いに答えぬまま、家康殿の手が胸から着物の合わせへと動いていく。
そして…
ばさッ!!
「!!!!?」
「い…家康、貴様なんという事をッ!」
「胸に触れ、それで終いなんてもう無理だろう?ワシは真田を、ずっとこうしたかった。」
な…何が起きているのだ。
家康殿に着物を剥がされ、上半身は露になった状態。
破廉恥!と大声で叫びたいのに、体が…震えて…
「三成、お前はここで引けるのか? ずっと想い続けてきた真田の、こんな姿を見て。」
「私は…」
「あ、あぁ…」
「すまない真田。私も、所詮はただの男だ。」
そうして、二人分の体重がのし掛かる。
飢えた獣が獲物を食らうように、二人は夢中になって乳房に吸い付く。
ぴちゃぴちゃと音を立て、時折こちらの顔を覗きながら。
………――
もう、どれくらいの時間が経ったのかさえ分からない。
けれど二人の行為は止まらず、交互に口付けをされては愛の言葉を囁かれるのだ。
「真田…私は、貴様をずっと…」
三成殿…
「好きだ真田。ワシの妻には、お前しか考えられない。」
家康殿…
震えは止まり、敵わぬとも抵抗する事は出来るようになった。
でもそれをしないのは、こうなる事を某自身が望んでいるから?
いいや違う。
女である事実を、こんな風に突き付けられたくはない!
動けぬのは、あまりの事に思考がついていかぬからだ!!
「…離されよ。某は、女として扱われたくはないッ!」
「真田…」
「真田、武田の総大将としてのお前は、性別関係なく尊敬するよ。戦場でのお前は、まさしく鬼だ。」
「ならばッ…」
「だがそれでも、お前が女である事に変わりはない。『ココ』は男を受け入れる為のものだ。」
クチ…
「やあぁぁッ!?」
臍の下…
その更に下の箇所に家康殿の指が触れる。
誰も…自分でさえ知らぬ所に。
「濡れてはいるが、感じているというより防衛本能だろうな。」
「ああ、だがすんなりと指が入っていく。」
家康殿の指に重なり、三成殿の細く長い指が体内に入ってくる。
気持ち悪いはずなのに、体の芯は熱を持ち頭がぼぅとしてしまう。
「も…もう、抜いて…下され…」
「しかし真田、ここまで体が熱を持っては解放しなければ辛いだろう。」
「極力痛みを与えぬよう努力はする。だから私に、身を預けろ。」