解説

□「自衛隊殺し」の民主・社民
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<インド洋からアフガンへ、死にに行かされつつある自衛隊>


『9/11テロ』と呼ばれて未だ記憶に新しいアメリカの同時多発テロ、及びそれによってブッシュ政権が打ち出したアフガン空爆。

『核なき世界』を訴えるオバマ政権に変わり、アフガンも多少平和になったような気になっている方々、いらっしゃるでしょう。

……はい、そんなわけないですね。


『米国防総省のモレル報道官は11日、ゲーツ国防長官がアフガンへの数千人規模の兵力増強を新たに承認するとの見通しを示していた。オバマ政権はアフガンを「対テロ戦争の主要舞台」として、米軍兵力を年内に6万8000人規模にまで増強する計画をすでに進めていた。(2009.9.16 16:54産経)』


これ、ちゃんと報道した全国紙って産経だけですよ、多分。

朝日も読売も毎日も知らんぷりです、もう新聞も信用なりません。

情報源の責任の有無が問われていますが、今一番信用がおけるソースは間違いなくインターネットです。

何せその気になれば誰でも無料で情報公開できますからね、利益のためなんかに歪曲する必要もないでしょう。


まあそんなことはさておき、日本です。

小泉政権がこのときのアメリカへの支援を表明したとき、『憲法第九条への違反』だという非難がありました。

このとき小泉さんは殆ど屁理屈で自衛隊を派遣しましたが、実際自衛隊が派遣されたのは安全なインド洋で、地上部隊は送っていなかったのです。

死亡者も怪我人も、殆ど出ません。

が、これをひっくり返すのが民主・社民。

「ISAFは一応国連軍なので自衛隊も参加できるが、インド洋での給油は米国の要請のよるもので、従う義務はない」という理屈の元、

『インド洋での給油停止』
『アフガンへの上陸』


を実行しようとしています。

これに対する小沢の傀儡・鳩山政権の『日奸』達のコメントは。


北沢俊美防衛相
「海上自衛隊の給油活動に代わるアフガニスタン支援策は、欧州を含めた国際世論を探ると、民生支援だけで代替案になるのかという懸念は少し持っている」
(アフガン上陸を示唆しています)

福島瑞穂消費者行政担当相
「来年1月に期限を迎えるインド洋での海上自衛隊給油活動は、できるだけ早く撤退するのが社民党の立場。民生支援で日本がやれることはたくさんある」
(アフガン上陸を実行しての支援を表明)

岡田克也外相
「インド洋での給油活動を単純延長はしない。が、職業訓練や農業分野などの民生支援を強化する」
(同じく上陸を表明)


今のアフガニスタンに君臨するカルザイ政権は、典型的なアメリカの傀儡政権です。

お陰で他の政治家もコネとカネで今の地位をもぎ取った者達ばかりで、各国からの支援金もこいつらの懐に入るばかりでインフラ整備もままならない。

そんなわけでアフガニスタンには南北問わず非難がわき起こり、不満も溜まっています。

選挙も工作ばかりが行われ、信用しなくなった民衆は殆ど選挙になどいっていません、南部諸州の投票率は1割程度です。

こんな腐敗した政権を守るためにかり出されているアメリカ兵も哀れなもの、当然士気はがた落ちしています。


こんな風に民衆の不満が噴出するアフガニスタンに上陸して、自衛隊が無事でいられるわけがない。

そもそもこれはアメリカが勝手にやり出した一方的な戦争です。

民主党の「アメリカに従う義務はない」という主張は正しいですが、だからといって何故本土上陸するのか。

今の政権は矛盾ばかりです、もっともらしいことを行って日本に不利益なことばかりしようとしています。

小泉構造改革を非難する権利は、彼らにはありません。

だって、彼らの方がもっと酷いですから。

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