解説

□靖国問題は中・韓の言いがかり
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<戦後期に既に片付いている問題ですよ>


『日中の抱える問題あれこれ』で簡単に取り上げた靖国問題。

世界で賛否両論別れる問題ですが、何故今になって中国や韓国は五月蠅くなるのか、考えたことはありますでしょうか?

敗戦後、日本にやってきたGHQは、日本が全体主義・軍国主義に傾いた原因を片っ端から見つけては破壊しました。

あの有名な国擬人化漫画『ヘ夕リア』でも取り上げられた、ドイツから贈られた石碑の『武士道の精神に捧ぐ』という文字を削り取られたのもその活動の一つです。

平将門の塚も、一時撤去される予定でした(不可思議な事故が相次いだので結局取りやめになりましたが)。


さて、現在『軍国主義への傾倒』だと叩かれる靖国神社への参拝。

本当にそうであるなら、何故GHQはこの神社を解体しなかったのでしょうか。

単純に説明すると、靖国神社を『国のために命を散らした人々への祈りの場』としてGHQが認めたからです。

だからこの神社は今まで何処も壊されずに残っており、今でも多くの参拝客を呼んでいます。

そしてA級戦犯問題ですが、かつての国会で所謂戦犯の方々は『法務死』扱いで、つまり戦犯扱いしないことが決議されているのです。

それは当時の社民党を含め、全ての政党が賛成しました。

それを今更混ぜっ返すことこそ死者への冒涜です。

中国も韓国も、自分たちの立場が危うくなる度に・都合の悪い問題を持ち出される度に靖国問題を引っ張り出してくるのです。

真面目に取り合う方が可笑しい、民主党も社民党もどうかしています。


ちなみに民主党は靖国神社に代わる参拝施設の建設を訴えていますが、はっきり言って費用の無駄です。


靖国には太平洋戦争の戦死者だけではなく、

○戊辰戦争・明治維新などにおける新政府軍の戦死者・戦没者
○吉田松陰や坂本龍馬、高杉晋作、中岡慎太郎、武市半平太などの幕末の志士
○沖縄戦のひめゆり部隊や、撃沈された輸送船『対馬丸』に乗っていた学童達

なども眠りについています。


新撰組などの旧幕府軍側の組織などは対象外となっていますが、まさしく『国の礎』になった人々や、罪もないのに戦争で命を散らした方々が多く祀られているのです。

仮に、靖国に代わる参拝施設が建設されたとして。

誰の遺骨も眠っていない、歴史もない文字通り『空っぽ』の社に、戦時中の日本を憂い、悔いている方々がどうして拝みにいきたいと思うでしょうか。

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