解説

□非核三原則は本当に必要か
1ページ/1ページ

<非核三原則は日本の弱みか>


日本の技術力は世界一といっても過言ではありません。

まず何でも『小型化』、或いは『省エネ化』する傾向にありますが、これ他国は絶対真似できないんです。

分解すれば構造は分かるそうですが、どうやったらこんなに小さな部品をゴミ一つ入れずに作れるのか分からないそうです。

はい、此処で問題。

こんな国が核兵器もったらどうなると思いますか。

……怖いでしょう、普通に考えて。

どんなに小さな国のどんなに立地条件の難しい土地でも、ピンポイントで原爆投下できますよ、絶対。

だからアメリカは憲法第九条の設置を命じたし、中国と民主党は自衛隊と米軍で核を共有させようとした自民党とアメリカの動きにストップをかけたのです。


いい加減理解しなければならないことですが、二十一世紀はかりそめの平和主義の時代です。

日本国民が比較的日々安穏としている一方で、チベットもグルジアも、中国とロシアの力の前に各国から見捨てられました。

台湾も、日本も恐らくこのままでは同じ運命をたどるでしょう。

仮に米軍の核兵器が一つでも日本に来ていたら、中国はもうそれで日本に手出しが出来なくなっていたはずです。

それ以前に戦後の段階で非核三原則が無ければ、日本は恐らく核保有国の一つとして数えられ、国際連合でも常任理事国入りが成立していたかも知れません。

核兵器どころか軍隊も無いお陰で、日本は韓国にも中国にも、下げなくて良い頭を下げています。

かりそめの平和はあくまでかりそめです、綺麗事だけでどうして国際社会を生き抜けるでしょうか。


「歴史に『もし』は無い」というのは共産主義の考え方です。

「あのときああしていれば、もっと良くなっていた」と盛んに議論して未来に生かすというプロセスは、進歩の過程に不可欠なものです。

今現在も、アメリカには弱気の日本。

本当は金を貸している立場の我が国の方が、強気に出て良いはずなのです。

此処まで日本を弱い立場に追い込んでいる非核三原則、果たして本当に必要なのでしょうか。

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ