03/03の日記
23:12
緑が2人
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「…」
「…お前誰だよ」
「それを口にする為に代償を頂こうか…」
(また変な奴連れてきたな)
「何々?もしかして君がアルバ君かな?」
「あ?なんで知ってんだよ」
「どうでもいいじゃないか、それに堅苦しい事はなしにしよう。同じ定めを持つ者に礼儀はいらない。私はそう思うがね」
「はぁ?おめぇさっきっから一人で何を言ってんだよ」
「そうかっかしないでよ、君はしらないの?」
「悪かったな!知らなくてよ!!」
「えぇ?!本当に何も知らないの?!なんて使えない奴なんだ!!」
「んだと、てめぇ!」
「あぁちょっとちょっと、こんな短気な人だなんてあたし聞いてないぜ〜?」
「これ本当にあたしが説明しないといけない感じなワケ?勘弁してくれよ」
「こっちのセリフだっつの」
「…うむ、致し方あるまい。どうやら我々は時の狭間に閉じ込められてしまったようだな」
「…(話になんねぇ)」
「時空の歪みが出現するまで此処で待機する以外他ならない。貴様もそう思わないか?」
「貴様だとてめぇ……んだよ時空の歪みって」
「数ある時の中で起こりえなかった未来。本来あるはずのなかった時が生まれる瞬間にできる歪みの事さ」
「…(っー設定なのか)」
(特にやることもねぇしなぁ)
「そりゃ大変なとこに来ちまったな」
「おっ?」
「状況が分かってきたようだね、誉めてやる」
「へいへい。」
「ねぇ最近そっちでは何が流行ってるわけ?」
「あぁ?流行りぃ?」
「なんかあるでしょ、ほらほら絞り出して!」
「俺に聞くなよ」
「アルバ君は知らない事が多すぎるねぇ」
「うるせぇな。大体おめぇは俺の話すらきいてねぇだろ。」
「すねんな拗ねんな!緑同士仲良くしろって言われたんだよ」
「結局アルバ君は何にもわかってない様だからあたしが親切に教えてあげてるんだけどねー」
「初めからそういえっての!!!つか誰に言われたんだよンなこと!!」
「最初からずっとそういってたよ。人のせいにするのは頂けないなぁ」
「頂けねぇのは俺の方だっつの。なんだったんだよ時空の歪みって設定は」
「え…?時空のゆが…君なにを言っているの?頭大丈夫?」
「このやろぉ…」
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