テキスト4

□三日月
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あとがき




扇家の皆さんの気性の荒さは能力の特性からきてるのではないかと思います。


結界師は術をつかったらそれを維持しなくてはならないわけです。でも風使いは放ったら終わり。フィードバックとかもなし。とにかく気持ちが良い能力なんじゃないかと。
だから能力を見せつけるのが大好き。夜行の人の台詞をみるに、扇一族が自己顕示欲が強いのは有名なのかなと思います。一郎さんなんかまさに扇一族の気質だったのかなーと。


で、一方七郎は観察・分析・対処ときっちり訓練された思考をとる冷静タイプですが、それは教育の結果であって本質的には誰よりも力をふるうことに快感を感じてそうだなーと。力が濃いですからね彼は。


そして力をふるい、見せつけ、殺している間は楽しいのに、陶酔から醒めた後で自己嫌悪に苛まれるという妄想から出来た話です。
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