短編小説

□雨。
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仕事帰り。
天気予報が外れて大雨。
4月になってもまだ寒くて、仕方なくコンビニで傘と缶コーヒーを買った。
途中で傘もささずに公園に入っていく女性を見た。

なんとなく、惹かれた。


公園の真ん中で、1番大きな木を見上げて立ってる。

すごく、寂しそうに。



「雨、降ってるよ?」
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