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□SINCE LAST GOODBYE
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「掛け直してくれるなんて、思わなかったよ。」

『…何故だ?』


「ふふっ…だってキミ、携帯なんて普段使わないでしょ?」

『…大石から聞いたのか?』




あの時とかわらない。
日本にいたときと、全く変わらない他愛のない会話。


(…元気そうだな)


電話の声に、懐かしさを感じ自然と頬が綻ぶ。


「この番号、手塚知らなかったでしょ?」

『あぁ、一瞬誰だと思った。』

「ふふっ…ごめんね。実はね、国際電話しやすいように新しく携帯買ったんだ。」

『…何故新しくする必要があるんだ?学校からでは駄目なのか?』

「…違うよ、手塚。」


次の不二の言葉に、俺は言葉を失ってしまった。



「だって、こうでもしなきゃ…君と二人っきりで会話できないじゃない。」

『…っ!?』













「…好きだよ、手塚。」
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