雲の仕事

□cloud,1
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「は?」

並盛最強の男は、思わず聞き返した。













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綱吉達は中学卒業と共にイタリアへ渡り、正式にボンゴレ10代目又、その守護者となった。

獄寺隼人はもちろん、そして推薦も決まっていた山本武もイタリアへと渡った。すでに高校へ通っていた笹川了平も中退し渡った。クロームも少しの間、と一緒に来た。あの雲雀恭弥もいつの間にかイタリアへいた。ランボはボウィーノファミリーの元へ戻り、時々はボンゴレの助けを行うそうだ。
イーピンは師匠の元へ、ビアンキはリボーンを追いイタリアに、フゥ太も綱吉のもとにいたいと一緒に。

そしてリボーンは、綱吉の家庭教師を終え、再びボンゴレのヒットマンとして活躍している。(綱吉とはよく会っている。)


そして就任式を終えてから1年、本来なら高校2年となる年である。

風紀財団を立ち上げた雲雀は、不可侵規定を作り外部との接触は避けていたが、今現在彼のテリトリーに二人の人間が訪問していた。一人はまだあどけなさが残る小柄な少年、もう一人はスーツをきた幼子。どちらも雲雀の知り合いであった。

彼等の前に雲雀が現れた。

「何しにきたの―……綱吉、赤ん坊。」





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