頂き物
□あの人の名前
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良守「……うーん…。」
利守「良兄…どうしたの?なんか悩み事?」
良守「いや……そーじゃなくて……」
なんてたっけ?あの人………
利守「……なんでもないなら手伝ってよ。今日は夜行の人達がくるんだからね!!」
良守「………へ?」
「「「「「こんにちは、良守君!!!」」」」」
良守「あ、どうも……こんにちは…」
正守「悪いな。本当は俺だけが来る予定だったんだけど……」
ギロリと部下達を正守は睨み付けた。それに対し、
刃鳥「だって、頭領だけが良守君に会えるなんてずるいじゃないですか。」
「「「「俺達もそう思いまーす!!!」」」」
正守「………。」
良守「…まぁ、あがって下さいよ。」
「「「「「ありがとう、良守君。(可愛い。)」」」」」
そして夜行の連中は広間に案内された。
良守「あ、そーだ。なぁ影宮…」
閃「なんだよ?」
良守「宿題わかんなくてさー…次出さないと居残りで課題やらせるって言われてんだよ…ι教えてくれない?」
閃「え……ι」
閃は戸惑った。勿論、宿題を教える間、2人きりになる。しかし、今、こうして良守と話しているだけでも先輩や上司達にもの凄く睨まれている。
閃「ッ………ι」
良守「……それに…相談もあって……頼む!!」
閃「…ι」
秀「……僕もいこうか?良守君。」
良守「え?」
秀「その方が穏便に済むと思うんだけど。」
良守「……いいよ。その方がいいかも。」
こうして3人は居間をあとにした。
閃「…で?」
良守「……あのさぁ、2つあるんだけど…」
閃「おう。1つ目は?」
良守「………男同士で付き合うってどんな感じ?」
閃「はぁ!?」
閃の顔が紅く染まっていく。
良守「だって兄貴が……お前ら付き合ってるって言ってたから……」
閃「ッ…///」
秀「閃ちゃん可愛いwでも駄目だよ。質問に答えてあげなくちゃ。」
閃「……どうも何も……何もねーよ………好きなんだから…///」
最後の方は小さな声だった。
秀「………可愛い!!」
秀は閃を抱きしめた。
閃「Σんぎゃ!?やめっ////」
ザシュ!!!
秀「いだ!!」
良守「………。」
閃「………秀…お前なぁ……」
秀「ごめんごめん。……でも良守君。そんな事聞くって事は誰か気になる人がいるの??」
良守「!」