小説1

□冷え
2ページ/3ページ

「リザ、…」

ロイは、リザの頂きを舌で丹念に嘗め回し、右手でもう片方の胸も上へと擦った。

「…ん、…っ」

「感じた?」


背筋を伸ばして、快楽に溺れそうになる身体を必死に繋ぎとめようと、リザはロイの胸板を押した。

「…可愛いね、……」

「だ…め、」

頬を赤らめて、ロイを静止させる。

「床はやだ?」

「…///、ばか」

ロイはそっとリザの身体を持ち上げて、ベットへと横に寝かせた。
ギシ、

リザの目はウルんでいて、なんとも言えない風情だ。

まったく…何度抱いても飽きないのは、リザだけだな。

「気持よくしてあげるな…、」

「////ッ!!!!…べ、別に……気持よくなんて」

「じゃ…痛くしても?」

嫌味たらしく笑うロイにリザは溜め息をついた。

「…」

「…嘘だよ、……気持ちよくしてあげる」


リザの足を掴むと、ロイは付け根に沿って舌で嘗め始めた。

大事な所をわざと逸らすように、その周りだけ。

「ン、…ァア」

「溢れてる…リザのここ」

指でリザの股の間を何度も往復する。
快楽に耐えきれずに、背筋をピンっと伸ばす。

「かわいいな…本当に、」


「ッア、ア…!!」


がむしゃらにロイの頭をくしゃりとして、軽くイってしまったらしい。

「まだまだなのに…早いね」
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ