小説1

□嘘
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「素直になれ」

じゃあ…素直になったらあなたは振り向いてくれるの…?



……否、
あなたは振り向いてはくれないでしょ。

ダカラ ワタシハ スナオニ ナラナイ



「中尉、今日は帰りが早いほうがいいのだが」

「…わかりました、ではこの書類で最後にします」

「ありがとう」

誰もいない職務室。
私と大佐だけ。
でも…私達は単なる上司と部下。
だから何も有るわけでもない。

何もないどころか、この大佐は女受けがかなり良いので毎晩毎晩、違う女の元で夜を過ごしている。

言わば、女たらし。


「…、終わった」

「あら、早いですね」

大佐は、書類の束を重ねながら…窓の外を覗いていた。
もうすっかり夜は更けて、月の光がキレイ。
私は、この風景が好きだ。


「…外、もう真っ暗だ」

「えぇ、月明かりだけですね」


「なぁ、中尉」

「はい?」

マスタングは、窓際に立っていたリザの腰をゆっくりとたぐりよせた。

「ちょっ……大佐、」

「今晩は…中尉の家に行きたい」

「却下致します」



「なんで」

「どうせ、約束の女性がキャンセルになったんでしょ?」

大抵、大佐が私の家に来る理由はそれだ。

「……正解」

「最低…ですね」

「最低で結構」

マスタングは、リザの唇にねっとりとした唇を這わした。

気持悪い……。


リザは身震いをして払い退けようとしたが、両手を完璧に押さ込まれてしまった。

「嫌…っ」

「君に拒否権はない」

マスタングは、リザの軍服の合間に手をてをしのばせて頂きを指でなんども擦った。
そして、リザの軍服を下に落として、黒のハイネックを捲り上げた。

「今日のブラジャーは黒か」


リザは、何とかこの男の動きを阻止しようと両手を使って胸を押すが、錬金術で机と両手を同化させられてしまった。

もう駄目だ。

「…諦めた?」

「……」

「ふ〜ん、その挑発的な目が可愛いね」


マスタングは、リザを床に下ろすと自分のズボンのジッパーを下げた。

リザの目の前には、赤茶色に張った大きな肉棒。

「ご奉仕して」

「……」

「嫌?……拒否権はないから」


リザは男の無言の圧力に負けた。

この人に何をしても勝てない。



肉棒の張った根本をゆっくりと指で揉んで、先端を唇で塞いだ。

とたんにビクンと肉棒が唸る。

感じたのかしら…


リザは、歯を立てないように、上下にジュポジュポと頭を振った。
途端に、先端から液が少し出てきた。

そしてまた少し大きくなっていく肉棒。

マスタングは、リザの頭を押さえて、気持ちよさそうに上を向いている。

ジュッ…チュ、

チゅ…ニュポ


「リザ…ッ」

ビクッ!!!


ビチャ、

白い、精液が口いっぱいに広がった。

苦い……。


「…、リザ…ズボン脱いで」


マスタングが急かすのでリザは大人しく、ズボンを脱いだ。

また、無言で下着を強制するので、恥ずかしいが、脱ぎ捨てた。


「リザ、…マンコがヌチャヌチャ光ってるよ…感じてた?」


「……」

「悪い子だね…」




「一人でして」


マスタングは、リザの指を掴むとマンコに押し込んだ。

「ァん!!!」

リザは、濡れたマンコに無理矢理指を入れられて、イってしまった。

「ふぅ、こんなんでイクなんてな」

マスタングはリザを見下ろすと、靴でグイッとマンコを刺激した。

「ぅん!!!…ひゃ」

「やって?…オナ」


リザはマスタングに急かされ、指を赤い蕾の奥へと差し込む。

「ア、…」

「指、動かして」

震えた指を、抜いてまた差した。

リザの指には銀色の糸が絡み付く。

「大佐、」

「中尉のオナって…なんかそそる」

マスタングは傍にあった万年筆を取り出すと、リザのマンコに差した。

「アアッ!!!…、」


ジュ…ジュ

チュク、チュク


「リザ…、」

肉棒をリザのマンコに添えると、上に乗る形で挿入した。

「はぁん!!…ぁ!!ッ」
「リザ、リザ」

ジュク…チュ、

一定のリズムで、執務室は水音で一杯になった。
リザの上で、狂ったように腰を振る上司。またその下で喘いでる部下。

ゆっくりと、突かれてリザの奥へと肉棒を限界まで挿入すると、またギリギリまで抜く。

「ぃ…ゃ、アン!!…ッ」

「…ッ…リザ、君のここはどうしようもないね」

「た…ッい、さ」

「……ロイって呼べ」

マスタングは、リザの首筋に情痕を散りばめる。

グチャ…ジュ、チュ、


結合部からは、互いの精液が絡み合って床にタラタラと流れている。
「…ん!!…あ」

ビクッとリザの身体が反り始めた。

「感じてる…ね」

「…、離…ッして!!!!」

「…やだ」

マスタングはリザの腰を掴むと、リザを上に乗る形をとらした。


「…、う、ッ」

リザが上の事により、先ほどより深く肉棒はリザを突く。

「…動け」

「無理…ッです」

リザは、マスタングのシャツを掴みながら必死にどこかにいってしまいそうな精神を繋ぎ止めていた。

「……、抵抗か?」

「…ッ!!…ン、大佐!!」

「まぁ…勤勉なリザがここまで頑張ったから良しとするか」

と、リザの腰を掴み、下からリザを突きあげた。リザは背中をピンっと立たせ、下からのマスタングの圧力になすがままであった。


「ッん!!…ぁ、あ、あ!!!!!!!」

ビチャ…


「イったか」

マスタングは、意識をなくしたリザを身体から下ろすと、近くにあったソファーに眠らせた。


「…今夜はなかなかだったな」

マスタングは、リザの金色の髪を優しく撫でた。

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