りおが書く…遊戯王SS

□終わり…そして全ての始まり
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〜2―C教室放課後〜
ザワザワザワ…
放課後の教室…
何人か生徒が残り、まだ放課後で雑談等をしてるとき
教室の窓側の一番後ろの席に寝てる生徒がいた。
多分学生なら席が自由ならその席に行きたい等と思うだろう。

??「すぅ…すぅ…」
帰りのSHRが終わって12分が過ぎ…16時になるまであと3分程度になった。

〜3分後〜
??「ふぁ…ぁ〜…思い出したくない夢見たな……もう放課後か…」
夢のせいで寝起きなのにも関わらずちゃんと頭は働いていた。


「2012年に地球滅びるってホントかな〜?ホントなら今滅びてくれればいいのに〜(笑)」
「なあ?明日世界が滅びるって言ったら何する〜?(笑)」
「そんなん今までの貯金とか全部使って遊ぶに決まってんじゃ〜ん(笑)」
等と放課後の教室にいる生徒が話している。


??(馬鹿馬鹿しい…
今世界が滅びてくれ?
本当に大事なモノを失ったことない奴が何言ってんだ…
いや…本当に大事なモノが見つかってないだけだな…)
そうとわかっていても新一のイライラはなくならない
新一(うぜぇな…全員ぶん殴ってやろぉか…)
等と考えていると
??「いたいた〜帰るわよ〜♪」
等と新一に言いながら入ってくる一人の女子生徒
新一「…………はぁ…」
奈美「何溜め息ついてんのよ?ほら、新ちゃん一緒に帰るわよ」
コイツは幼馴染みの伊藤奈美
昔のこと知ってるからか俺に何かと付きまとうんだよな…
ちなみに、俺の苦手な五人の内の一人
新一「だから、新ちゃんは止めろって…」
奈美「早く帰ろうよ、新ちゃん♪衝君と春子も玄関で待ってるからさ〜?」
……人の話を聞かないんだよな…コイツ…
ちなみに衝君こと川村 衝と春子こと水谷 春子は俺の苦手な五人の内の二人
奈美「早く〜」
新一「はぁ…」
俺は机の横に掛けてある鞄を持ってついて行った。
奈美「また放課後まで寝てたんでしょ〜?」
新一「そだよ…悪いかよ?」

新一は学校に来たら放課後まで寝る
学校で鬼と呼ばれていた先生を一撃で気絶させ、学校の不良グループを壊滅させたことがあるので先生は新一寝ても起こさない。
……俺が苦手な五人を抜いて…

新一「はぁ…俺を置いて帰れよ…お前ら」
奈美「新ちゃんがいないと皆楽しくないもん…」
新一(はい…?俺がいないと楽しくない?逆だろ?)
等と思っていると玄関についてしまった。

衝「やっときたか〜♪」
俺と奈美がきたらすごく笑顔になるよな…衝のやつ…
衝って奈美のこと好きなのか…?
それならば応援しないとな…
衝も奈美もいいやつだし、お似合いだよな〜
なんて考えていると…
「高橋…おはよー」
「あぁ…水谷おはよー」
何となくだけど水谷から嫌われてる気がする…気のせいかな…

奈美「さあ、帰るぞー!」
新一「そうだな」
衝「おう♪」
春子「わかった」

こうしていつもの日常が終わっていく。
この三人は苦手だけど…この三人…まぁ休みの日には五人といつまでも平凡な日常が続くと思っていた…


今日までは
 

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