純情ロマンチカ
□恋の病!?※裏
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「……………。
やっぱりやめた」
と薬を買いに行こうとしたウサギさんは足を止める。
「へ…………?」
俺は思わず間抜けな声を出してしまった。
「やっぱり美咲の傍にいる」
「い、いいよそんな……
風邪移っちゃう」
「大丈夫。俺は体丈夫だから」
確かにウサギさんが風邪を引いたところは見たことない。
言ってることは本当なのだろう。
「なんか俺にしてほしいことはあるか?なんでもするぞ?」
「ん……寒い……から……
布団…もっと欲しい。」
「おい…それ以上かぶったらさすがに重いだろ。」
普通の毛布と布団の倍はある。
「だって……寒いもん」
美咲の体が少し震えている。
相当寒がっているのだろう。
「わかった」
と何か思いついたように言った後、なぜか自分の服を脱ぎだした。
「ちょ!何やってんの!」
「バカ、こうするためだろ」
ウサギさんはそう言ったと思ったら、布団や毛布を
いきなり俺の服を脱がし始めた。