純情ロマンチカ

□あなたを想う
3ページ/3ページ

こんなことで、どうして離れることができる?



ねぇ、こんな恥ずかしいこと絶対直接言えないけど。
もし言ったら…貴方はどんな顔をするのかな?

驚くかな?

それとも俺の大好きな優しい笑顔で笑ってくれるかな?

いつか絶対に直接貴方に言うから。

でもまだ直接言う勇気はないから今言わせてもらうね。


美咲はいったん息を飲む。そして……




「大好きだよ、ウサギさん。
あと…俺を好きになってくれてありがとう。」


そう言って俺は寝ているウサギさんにそっとキスをする。




「さ…てと!」

そして俺は洗濯物を取りに行く……。









「美咲……ありがとう。」






その時俺は、ウサギさんが起きていたなんて思いもしなかった。
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ