ドラゴンボール

□Are you blue...?
1ページ/3ページ




「トランクス君!」

「何だよ」

「海行こう!」

俺の部屋を開けるなりいきなりそう言ってきた。
会社の仕事をまとめてたときに。

「は?何しに」

「もちろん泳ぎにだよ!」

「……ひとりで行ってろ」

あんな人だかりの中泳ぐなんて絶対にイヤだ…。
それに仕事が………。
仕事が………。

「海行かずして夏は過ごせないよ!」

別に行かなくても秋は来るってば……。これはあえて言わないでおこう。

「俺はお前と違って、忙しいの」

会社の書類が山積みだ。ここんとこ休む暇もなく仕事してる。だから今でも少しピリピリしているのだ。

「たまには息抜きも必要だって!ね、ね!行こうよ!」

「あ〜もううるさいわかったから黙れ!」

「やった!じゃあ明日迎えにくるからね〜!」



あ………つい口走ってしまった。



まいっか……すぐ帰ってこればいいし。






―…次の日、2人で西の都のプライベートビーチに行った。



「きやーーーーー!!海だぁーーーーー!!」

相っ変わらず元気なやつだなぁ……。

「青い海と空、白い雲、さわやかな風、そしてトランクス君!もう最高だね!」

「そこで何故俺がくる!」

「あはは!いいのいいの!
ささっ、とにかく泳ごう?」

なにが言いたいんだ……。

「ハイハイわかった。」

早く遊びきって帰ろう。
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ