ドラゴンボール
□行きつく先には
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僕とトランクスは幼なじみだ。多分赤ちゃんの頃からの付き合いだろう。戦うときも、遊ぶときも、学校へ行くときも、いつもずっと一緒だった。今パートナーを変えろと言われたら、死んでも無理だろう(一回一緒に死んだけどね……ι)。
そう…僕たちはついこの間付き合ったばかりなのだ。いわゆる恋人。だけど恋人らしいことは全然してない。っていうかさせてくれない。最近仕事が忙しいとかで1週間くらいは会ってないしな……。そう…彼はあのC.C.の若社長なのだ。
大変なのも無理はない。
でもそれも、もう我慢の限界………。
「ね〜トランクスぅ〜」
「わっ、悟天か。なんだよ。」
「かまってよぉ〜1週間僕らまともに会ってないじゃあん」
「バーカ。俺は今仕事中だっての!!」
パソコンをカタカタさせながら書類をまとめている。
(打つの早いなぁ……。)
日曜日でも仕事するんだ……。さすがですね、若社長様は。
「ケチぃ〜」
頬っぺたを膨らませる悟天。
なんだってこの人は仕事ばっかなんだろう。
「仕事早めに終わらせるから…そこ座ってな。」
「はぁい……」
悟天は渋々とそこにあるソファーに腰掛けた。