純情ロマンチカ

□お題:背伸びして、キス※甘
1ページ/2ページ

「ほら美咲。そんなんじゃいつまでたってもできないぞ(笑)」


「うるさい!」



数時間前――――――――



「ウサギさん!!!!
オセロしよう!!!!」


美咲がオセロセットをもって秋彦の元へ駆け寄った。

「なんだいきなり」


本を読んでる秋彦は、いきなりの言葉に少しびっくりした。


「この前のオセロ引き分けだったじゃん!?だからそのリベンジだ!」


しかも脱ぎオセロだったし……。

ウサギさんわざとだったし……。

俺その後ヤられたし……。

納得いかねぇんだよ!!


「いいよ。ただし条件がある」


「条件?なに?」


「負けた方は罰ゲーム…だ♪」


「あ、いいねそれ☆
面白そう(笑)」


ウサギさん負けて欲しいな……♪


「じゃあ始めよか」



――――――――――――

っで最終的にこの有様………


結果、57対9でウサギさんの勝ち……。

なんか無駄に強いし……。

「んー?美咲って約束破る様なヤツだったっけか?」

「…っ!!俺はそんなちっぽけな男じゃねぇよ!!」


「ならやってみせろ。
ほら(笑)」


そう……罰ゲームは………俺からウサギさんにキス。

しかも、しかも!

ウサギさん腰屈んでくれないし!

俺背低いからとどかないっての!

ウサギさんわかってるくせに……!


「まだか?」

…………っ!!///

もうやけくそだぁ!





―――チュッ

そして美咲は秋彦の顔を引き寄せ、ちょん、と触れるだけのキスをする。


「っ!!///これでいいんだろこれで!!///」

少し触れただけなのに、美咲は耳まで真っ赤にしている。


「上出来だ」


ウサギさんがクスッと笑い、笑顔を見せる。

だけど……
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ