純情ロマンチカ
□お題:背伸びして、キス※甘
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「ほら美咲。そんなんじゃいつまでたってもできないぞ(笑)」
「うるさい!」
数時間前――――――――
「ウサギさん!!!!
オセロしよう!!!!」
美咲がオセロセットをもって秋彦の元へ駆け寄った。
「なんだいきなり」
本を読んでる秋彦は、いきなりの言葉に少しびっくりした。
「この前のオセロ引き分けだったじゃん!?だからそのリベンジだ!」
しかも脱ぎオセロだったし……。
ウサギさんわざとだったし……。
俺その後ヤられたし……。
納得いかねぇんだよ!!
「いいよ。ただし条件がある」
「条件?なに?」
「負けた方は罰ゲーム…だ♪」
「あ、いいねそれ☆
面白そう(笑)」
ウサギさん負けて欲しいな……♪
「じゃあ始めよか」
――――――――――――
っで最終的にこの有様………
結果、57対9でウサギさんの勝ち……。
なんか無駄に強いし……。
「んー?美咲って約束破る様なヤツだったっけか?」
「…っ!!俺はそんなちっぽけな男じゃねぇよ!!」
「ならやってみせろ。
ほら(笑)」
そう……罰ゲームは………俺からウサギさんにキス。
しかも、しかも!
ウサギさん腰屈んでくれないし!
俺背低いからとどかないっての!
ウサギさんわかってるくせに……!
「まだか?」
…………っ!!///
もうやけくそだぁ!
―――チュッ
そして美咲は秋彦の顔を引き寄せ、ちょん、と触れるだけのキスをする。
「っ!!///これでいいんだろこれで!!///」
少し触れただけなのに、美咲は耳まで真っ赤にしている。
「上出来だ」
ウサギさんがクスッと笑い、笑顔を見せる。
だけど……