純情ロマンチカ

□あなたを想う
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よし!洗濯終わりっと!
そろそろ休もうかなぁ。
などと思いながら、俺はリビングに戻る。

するとソファーに座っているウサギさんの姿が見えた。

あれ?さっきは仕事部屋にいたのに……。

「ウサギさん?…ウサ……」

あ、寝てるんだ……。

机の上には出来上がった原稿が置いてある。

この頃仕事詰まってたからな……。
大変だっただろうに。


お疲れ、ウサギさん。

そう言って俺は毛布をかけてあげる。

俺はウサギさんを起こさないように、そっと横に座った。

ホントに綺麗だよな……。
完璧にバランスの取れた造形はまるで綺麗な芸術品のようだ。
男らしく綺麗な長い指。
まっすぐに通った鼻筋は勿論のこと、シャープな顎のラインも見惚れるくらいカッコいい。
色素の薄いさらさらの前髪や伏せられた目蓋を縁取る長い睫毛はどこまでも繊細だ。
形のいい唇は引き結ばれているときには酷薄にさえ見えるが、この唇から紡がれる言葉がどれほど甘く、浮かべられる笑みがどれほど柔らかく、口づけがどれほど優しいかを、美咲はとてもよく知ってる。

俺はいつも…この人に抱かれてるんだ……。

なんか恥ずかしくなってきた///
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