□一日遅れの…
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本日2月14日
世の女性達が男性に想いを込めたチョコを贈る日だ。

バレンタインか〜まぁどっかのお菓子メーカーの策略だけどね〜
…土方君は山程貰うんだろうな〜
銀時はカレンダーを見ながら考え込んでいた。

「銀ちゃん!銀ちゃ〜ん!!
チョコの作り方教えてヨ」
神楽が帰って来るなり迫ってきた。
「いきなりどうしたよー」
「姐ごに聞いたネ
バレンタインは男にチョコをやってホワイトデーに3倍にして返して貰う日アルネ」
「…オイオイ、妙の奴何吹き込んでやがるんだ(-.-;)」
「どうせマヨラーに作るネ
ついでに教えるアルヨ」
「…分かった、分かった
…は〜面倒くせ〜な〜」


それから2時間程…

手伝ってるのか邪魔してんのか分からない神楽と共に何とか作り終えた。

「じゃやって来るネ」
そう言うと定春と出掛けて行った。
「総悟君にあげるんだろうけど素直じゃ無いね〜
…は俺もか…」
そう言うと銀時も街へと出て行った。


屯所に向かう途中、人混みの中に土方を見付けた。
相変わらず何処にいても目立つ黒だな〜と思いながら
声を掛けようとして銀時は固まる。

そこには居る土方は一人で無く、隣には綺麗な黒髪に上品な着物の美人
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