Lyrics

□鍵
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目覚めた暗い朝 僕は息を止めた
見下ろす世界には 見下す人がいて
一つ目はここにある 二つ目は消え去った
遠回りする度に 太陽は遠くなる

溶けていく 夢の奥へ最後に泣いた
そうやって 誤魔化して 笑ったのは自分じゃなくて

意識の向こう側に 何を見出せるの
空回りした夢は 刃こぼれしたままで
閉じ込めた感情を 押し殺そうとして
空っぽになった胸に 鍵をかけるふりをした

静かで眠れない 呼吸音はしない
選んだ日常に 選ばれた僕だった
一日楽しんで 二日目はもう飽きて
近道探すけど 月は離れて行く

止めたって 変わらなくて 最初に泣いた
そうやって 誤魔化して 笑ったのは自分じゃなくて

「もういらないよ」叫んでみる 誰も振り向かない
逆回りした時に 全てを思い出す
届かない変わらない 変わりたくも無いよ
逆上がりする時に 地面から離れて行く

鍵をかけて捨て去って 誰も開けられない
壊された鍵穴に 誰が踏み込むの
もう一度僕は泣いた 笑われたくはないよ
空っぽになった夢に 鍵をかけるふりをした

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